今週末は、9月のOURSセミナーに向けて「労基法改正」と「働き方改革」関連のレジュメを作る予定でいたところ、非常に良いタイミングで通達が出てくれました。
通達と第145回労働政策審議会労働条件分科会の資料にある指針案・政省令案は以下の通りです。
(通達)働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律について(平成30.7.6職発0706第2号、雇均発0706第1号)https://www.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T180813K0010.pdf
(関連法案)働き方改革関連法案などについては以下のサイトをご覧ください。https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000148322.html
第145回労働政策審議会労働条件分科会(平成30.8.9開催)資料(とても有用です)
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000024580_00003.html
「労働時間に関する制度見直し」についてはかなり詳しい資料となっており、年次有給休暇についても基準日制をとっている場合の「使用者の時季指定年休5日付与」について細かく述べられています。36協定の新書式案も載っており、詳しい内容の上、政省令案も出ているの時間をかけてレジュメの更新ができる状況になってきました。
今回は取り急ぎ情報提供ということでお知らせしておきます。
夏休みはフィンランドのヘルシンキまで行ってきました。昔から「アラビア社」の陶器製品が好きで憧れの国であり、今回は思い切って3泊5日で行きました。街中トラムや地下鉄が走っており4日間使えるICカードを使えば乗り放題で色々なところに行くことができました。アラビア社の工場では古い型の食器などを購入することができました。
福祉の国ということをイメージしていたのですが、フィンランドも高齢化が進んでいる様子で高齢者が多く少し寂しそうな様子であったので、社会保障はどのような状況なのかと調べたところ、1990年代の経済不況で社会保障サービスは切下げられている状況のようです。日本と同様高齢化により社会保障についての状況は厳しいようです。
2017年から2年間「ベーシックインカム」を一定の範囲で試行的に実施したようなのですが、2018年末で終了し、本格的な導入とはいかなかったようです。大学院でベーシックインカムを勉強しましたので、なぜ試行だけで終わってしまうのか興味深いところで今後も注目していこうと思います。やはり実際に行ってみる色々と思うところがあります。
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