百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

代替卵

2021-06-10 21:22:57 | Weblog
キューピーが卵を使わない「卵商品」を開発したという。大豆を原料とするスクランブルエッグの代替品をこの6月下旬から売り出すのだという。
実は海外では既に数社が「代替卵」にチャレンジしており、イギリスでは plant heads とoggs、シンガポールにはfloat foods.イスラエルはzeroegg.アメリカにはjust .インドには evofoods.フランスではLesmerveilloeufsがそれぞれ有名になりつつある。
「代替肉」に較べて市場が小さい「代替卵」がそんなに注目されるとは思っていなかったが、「卵」に関してアレルギーを持っている人も多く、ベジタリアンやヴィーガンだけではなく、動物性ではなく植物性を求める声も高まっているようだ。

認知症薬

2021-06-09 20:31:56 | Weblog


昨日、アメリカ食品医薬品局(FDA)はエーザイと米バイオジェンが共同で開発するアルツハイマー型認知症治療薬候補(アデュカヌマブ)ついて、承認申請を認めると発表した。
従来の認知症薬とは異なり、認知機能の低下を長期的に抑制する機能を持つとして世界で初めて承認された。
しかしその有効性に関しては賛否がわかれ、FDAが設置した外部の専門家による諮問委員会からは昨年11月にその有効性に対して否定的な見解が出ていたことは周知の事実であり、今回何故当局は承認に踏み切ったのか、疑問の声もあるようだ。
現在、患者数ではアルツハイマー病が認知症全体の6~7割を占めるという。その数は全世界で推定約4900万人(うち今回承認された新薬・アデュカヌマブなどが治療対象とする早期段階の患者数は約3800万人)、日本でも560万人(同430万人)いるといわれる。世界人口の高齢化もあって、このままいくと患者数は2050年に1億人を上回るとの予測もある。
日本の認知症人口は2012年の462万人から25年には730万人に増加し、このうち3人に2人はアルツハイマー病との推計もある。エーザイなどの試算では、アルツハイマー病にかかる費用は18年時点で12兆円を超え、半分以上が家族介護による負担になっているという現況がある一方、この新薬を用いることで年間治療費は5万6000ドル(約610万円)になると公表されており、高額過ぎるのではないかとの批判もある。医療費で考えるのか、社会的なインフラとして介護費で考えるのか、考え社会保険のあり方も問われることになりそうだ。

2021-06-08 22:09:57 | Weblog
「葱」の種子
所謂「葱坊主」には沢山の種が宿っている
この種子を採取してこの秋にまた播種すると葱の苗に育てることが可能になる
所謂、固定種である「葱」は自家採種ができるわけだが、同一の株での受粉を繰り返すと本来備わっている特性が消えてしまったり、変化してしまう「自殖弱性」という現象に陥りがちで、そうならないような気をつける必要が有る

夏越の大祓

2021-06-08 00:27:17 | Weblog
夏越の大祓とは、心身の穢(けが)れ、罪や過ちを祓(はら)い清める「大祓」の神事のこと。全国の多くの神社では、6月と12月の晦日に「大祓式」が行われているが、
 ●6月の大祓、6月30日・・・
 「夏越の祓(はらえ)・夏越の大祓(おおはらえ)」
 ●12月の大祓、12月31日・・・
 「年越の祓・年越の大祓」
6月30日に行われる夏越の祓では、1年の前半を無事に過ごせたことに感謝するとともに、半年間の罪や穢れをお祓いし、残り半年も清らかな気持ちで過ごせるよう願う神事で、神社によっては「茅の輪」をくぐったり、写真のような「人形(ひとがた)・形代(かたしろ)」を用いて祓をします。人の形に切り抜いた紙に、自分の名前と年齢を書き、その人形で身体を撫でて息を吹きかけます。自分の罪や穢れを人形に移し、その人形を海や川に流したり焚き上げたりすることで、自分の代わりに清めてもらうというものです。

チーズ

2021-06-06 23:34:21 | Weblog
チーズの歴史は約8000年遡るという。
また、その種類は1,000種に及び、地域、またそれぞれの環境の違いを活かしている独自の文化の中で育まれているといっても過言ではない。
そんなチーズの栄養は「生まれてくる子どもたちのために、食品として生合成された唯一の天然物」と言われて哺乳動物の知恵の詰まった食品と言える。

芒種

2021-06-05 23:25:14 | Weblog




しばらくは「梅雨の晴れ間」だという。
「梅雨の晴れ間」にしたいこと、やらなければならないことはたくさんあるが、結構、高温になり湿度も高いとなんとも疲れる。
今日は珍しく音楽のお話
「カノン」は、その語源は、ギリシア語のkanōnだという。その大きな特徴は同じメロディを重ねて演奏することにあるらしい。
「カノン進行」とはヨハン・パッヘルベルが作曲したカノンという曲の和声の理論の事をいい、日本のこれまでの音楽史を振り返ると、過去のヒット曲の多くにこの「カノン進行」を使ったコードが用いられているといわれていて、ある人はこのコードを魔の旋律という。
ちなみにこの「カノン進行」を用いた曲で有名なのが「少年時代」」クリスマスイブ」「愛は勝つ」「負けないで」「チェリー」「涙そうそう」「小さな恋のうた」「大阪で生まれた女」「木綿のハンカチーフ」「サボテンの花」「翼をください」「さくら」「シングルベッド」「恋に落ちて」「愛を込めて花束を」「糸」「マリーゴールド」等々
「フーガ」との違いは、「カノン」が繰り返しなのに対して、「フーガ」はある規則に従った模倣様式で、式は持たないという特徴があるようだ(よくわからないが・・・)

大豆の自給率

2021-06-04 21:56:39 | Weblog
「大豆の自給率」は7%
しかし油等除くと25%
一方「小麦の自給率」は12%
パン用の小麦はそのほとんどを輸入に頼っているという
政府は「小麦」や「大豆」を戦略作物に位置付け(10 aあたり35,000円、直接払いの交付金を支給する)、自給率の向上を目指しているというが、本気で自給率を上げたく思っているのかどうか?についてはなんとも疑わしいものだ

シネマスコーレ

2021-06-03 21:13:24 | Weblog
俳優で映画監督の斎藤工氏が5月29日から6月4日までの1週間、名古屋市中村区のミニシアター「シネマスコーレ」の座席を“予約席”として購入したという。
「シネマ スコーレ」ではスコーレの坪井篤史副支配人(42)を追ったドキュメンタリー作品「劇場版 シネマ狂想曲 名古屋映画館革命」が上映されており、斎藤氏が「行って作品を見たい気持ち」と購入を申し出たのだそうで、1週間の上映計35回分の前売り券代として4万5500円を振り込んだという。
コロナ禍で集客に苦しむ映画館を支援する狙いだそうで、なんとも頼もしい。

麦秋の候

2021-06-02 20:02:47 | Weblog
「麦秋」の頃、「麦秋の候」という時候の挨拶文を用いる。「ばくしゅうのこう」と読み、「今年も麦が無事収穫の時期を迎えましたね」という意味で、本来だと5月下旬から梅雨までの間の季節が収穫期にあたるが、今年はもう入梅した地域もあり、梅雨の晴れ間に如何に収穫をするかがポイントになりそうだ。
梅雨に成ってしまいますと雨に濡れてしまい良い麦が収穫できないのでその前に収穫するみたいですね。

ピケティの考察

2021-06-01 23:15:02 | Weblog
ピケティの「21世紀の資本論」は公刊されてはや8年、彼の唱えた「富の偏り」は確実に現実のものとなり、一部の人達が「富」を独占する時代を迎えつつある。
彼は「21世紀の資本論」の中で
・グローバル化
・技術進歩
・IT化
・労働組合の弱体化
・実質労働賃金の低下 を説いたが
コロナ禍の下、技術の進歩やIT化、実質賃金の低下には拍車がかかり、「グローバル化」は少々見直されるが、単なる国内回帰というよりはリスクの分散化に移行するのだろう