夏越の大祓とは、心身の穢(けが)れ、罪や過ちを祓(はら)い清める「大祓」の神事のこと。全国の多くの神社では、6月と12月の晦日に「大祓式」が行われているが、
●6月の大祓、6月30日・・・
「夏越の祓(はらえ)・夏越の大祓(おおはらえ)」
●12月の大祓、12月31日・・・
「年越の祓・年越の大祓」
6月30日に行われる夏越の祓では、1年の前半を無事に過ごせたことに感謝するとともに、半年間の罪や穢れをお祓いし、残り半年も清らかな気持ちで過ごせるよう願う神事で、神社によっては「茅の輪」をくぐったり、写真のような「人形(ひとがた)・形代(かたしろ)」を用いて祓をします。人の形に切り抜いた紙に、自分の名前と年齢を書き、その人形で身体を撫でて息を吹きかけます。自分の罪や穢れを人形に移し、その人形を海や川に流したり焚き上げたりすることで、自分の代わりに清めてもらうというものです。
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