百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

未来予測

2018-07-04 20:28:44 | Weblog
「未来を予測しようとすることは、夜中にライトをつけず、リアウィンドウを見ながら田舎道を運転するようなものだ。」
とピーター・ドラッガーは言ったという。
未来予測はそんなに難しいものなのだろうか?
「どんなに賢い人にとっても未来を予測することはたやすいことではない。」という人もいる。
そういえば有名な物理学者ロード・ケルヴィンは1895年に「『空気より重い』空飛ぶ機械は不可能である」と主張したが、その8年後に自転車屋を営む素人発明家・ライト兄弟が有人飛行に成功した。
コンピュータが出始めの1943年、トーマス・ワトソンIBM会長は「私が思うに、コンピュータの市場は世界的に見てたぶん5台くらいだろう」と述べたという。今、パソコンは1人1台の時代になっている。
 人間は誰しも自分の思考の枠組みを変えたくないし、無意識のうちに将来は現在の延長にあってほしいと願っている。また、議論をする相手も同じ企業で同じ見方をする仲間になりがちである。このほうが楽だからだ。
『未来予測はできない!』という仮説を持つと思考の枠を超える未来が私たちを待ってくれているかもしれない。