百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

大寒

2016-01-22 22:37:31 | Weblog
大寒の今朝は、少し青空がのぞいた。
路面の雪がもっと凍てつくかと思いきや思ったほどではなかったのは幸いした。
大寒の日に汲んだ水は腐らないと言われている。水が腐るというのは、水の中に有機物が入っていてその有機物が腐敗するということになる訳だが、有機物を分解する菌が圧倒的に少ないと腐敗することもないという理屈になるのだろう。

宇宙 その3 百日草

2016-01-20 21:35:15 | Weblog
宇宙ステーションでは野菜の栽培実験が行われている。
というのも、宇宙で人類が暮らしていくためには食糧が必要で、地球から持ち込むという方法もあるが運搬コスト等を考えると宇宙ステーション内で栽培したものをそのまま新鮮な状態で食することが望ましい。
レタスの栽培に成功し、今回、百日草の開花実験に成功したという。
今後、白菜(山東菜「東京べかな」の種子が採用されている)を2018年6月の打ち上げ以降、栽培し実験する予定だという。
今回の百日草の栽培で問題になったのは過湿で葉に黴が生える等の栽培環境の条件設定のようで、徐々により難易度が高い植物の栽培をすることで微小重力環境における品種ごとの最適栽培ノウハウを蓄積していくことで宇宙での食糧の地産地消を可能にするという、他にもステーション内で植物を栽培することは船員の心理的なプラス作用も期待できるということで、一石二鳥の効果の狙いがあるようだ。

宇宙 その2 水

2016-01-19 23:59:56 | Weblog
以前は、月はちりが多く、乾燥した場所だと思われてきた。しかし現在、水があることはわかっているという。最近では場所によっては地球と同程度の水がある可能性さえあるのではといわれている。
以前は火星には水はないと思われていた。しかし地表に現れる“黒い筋”の変化する映像から水の存在が予測可能で、この“筋”が過塩素酸塩という水和塩で出来ていることが確認されている。
水が存在するということは、われわれの未だ知らない生命体が存在する可能性も高くなる。

宇宙 その1  宇宙ステーション

2016-01-18 21:36:16 | Weblog
今夜は雲と雲の狭間から綺麗な月が輝いている。今朝は関東では大雪だったようだが、この辺は午前中は雨が残り、午後から曇天ながら時折晴れ間がのぞいた。風が強くそのおかげか、夜空が澄み切っていた。
宇宙から観ると地球は青く輝いて見えると言われているが、宇宙ステーションからみえる夜の地球は人間が居住しているのところは照明とライトで輝いてみえるようで、真っ暗な宇宙に日本列島はくっきり浮かんで見えるという。
宇宙ステーションは地球上から距離にすると400km上空にあり、地上から打ち上げられたロケットは時間にすると15~20分で周辺まで到達するという。そう考えると宇宙旅行も現実味がある話だということになる。

雉始雊

2016-01-17 23:59:18 | Weblog
24節気の小寒の末候(1月15日~19日頃)にあたり、「雉の雄が鳴き始める」頃という意味(言葉、そのまま)。寒さはこれから本格的になるが、日脚が少し伸び、空も少し明るくなり、春の兆しを感じ始める季節。そんなことを感じ取るかのように、繁殖期に向けて雉の雄が独特のあの甲高い音「ケーン、ケーン」という声で雌を呼ぶさま。
山里や屋根へ来て啼く雉子の声  小林一茶
雉も昔は見たが、最近はめったに見なくなった。

冬の到来

2016-01-16 23:53:56 | Weblog
やっと冬の到来かッU+2049U+FE0E
暖冬は過ごしやすいが、野菜は通常より育ちが早く、育ちが早いと市場には野菜の流通量が増え、キャベツが132円(kgあたり)と平年に比べて34%安くなり、レタスは12%安い605円、白菜が10%安い132円、大根も9%安い135円という(農水省調べ 1月13日)、農家としては困った状況に。この分でいくと、3月の野菜の価格は高騰し、国内で調達出来なくなると海外から輸入され、国内の農家の顔は丸潰れ…。早くいつも通りの天候に戻ってもらわないと。

「人新世」

2016-01-15 21:07:21 | Weblog
「人新世」という新しい地質時代が始まったと地質学者らの国際チームが主張し始めているという。
その根拠として、コンクリートの量から海に捨てられるプラスチックごみの量まで、さまざまのことが引き合いにされており、これらは氷河期が終わったときに匹敵するような大きな変化だという。
今の大気中の二酸化炭素やメタンガスの濃度の上昇ペースは、完新世の始まったときの地球の変化よりも大きいという。それは人間の活動による急激な変化に起因する。
その中でも人間がいちばん地球にその足跡を残しているのが、1950年代、60年代に行なわれた核実験による放射性同位元素の存在だという。
「新しい地質時代を提唱する最大の根拠たりえるものがおそらくこれ(核実験の放射性降下物)だろう。氷河の中からも見つかる。グリーランドの氷床を調べても、どこからが「人新世」の始まりか分かる」とコリン・ウォーターズ博士は語っている。

土づくり

2016-01-14 23:21:01 | Weblog
「土づくり」とは基本は微生物達の仕事です。土の団粒構造は彼等が作り出し、彼等はそこを棲家にするのです。
われわれは、その棲家を作る環境条件を整えるために、堆肥などを施し、微量要素等をおぎなうのです。

農業ジャーナリスト

2016-01-13 21:48:45 | Weblog
農業ジャーナリストとはいかなる職業なのか?
「映画『ひつじ村の兄弟』から、鳥インフルエンザの脅威を導く。しかし人類は人口増加に対応するべく、農業の大規模化、効率化を求めた。私たちは今ある豊かな食卓に感謝しなければならない。」
本当にそうなのか?
ウィルス感染は?
人口増加に対応するための食糧増産なのか?
今われわれのもとに“豊かな食卓”はあるのか?
ジャーナリストとは所謂記者のことだと思うが、記事を書くのならもう少し考えて書いて欲しいものだ。
ウィルスとはどういうものなのか?
近代農業は食糧増産を目的に展開されたが、その結果われわれは何を得たのか?
本当の“豊かな食卓”とは何を指し、われわれの求めている“豊かさ”はどこにあるのか?
5、10年先の農業はどうあるべきか、われわれ日本は世界の中でどういう農業のあり方の提案ができるのか、未来の子供達に望ましい食卓はどういう食卓なのか?
おそらく今しか考えるchanceはないのではないだろうか。