オーガニックコットン

今朝、『ルソンの壺』で、国内のオーガニックコットンの50%シェアを持つ大正紡績が紹介された。
20世紀末に、「これからは、大きな規模ではなく、安い価格ではなく、誰かに任せるのではなく、自らが信念を持って、様々な理解者の方々と連携し、進めて行くのが21世紀型の日本の産業の在り方だ」と思い進めてこられたのが大正紡績のオーガニックコットン事業だという。
何か紡績業だけではなく、どの分野にもいい得ていることのように思える。
まさしく農業も同様で、人にやさしく、環境にも当然やさしく、永続性があることが大切なことはわかっているが、どうも現実は価格に振り回されている。
素材メーカーでありながら、生地メーカーやアパレルメーカーと共に商品開発をおこなわれた近藤本部長のように、川上から川中、川下まで、やはり一貫した想いの連携が最も大切なことなのだろうか。