百姓通信
自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!
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植物油の原料は、さまざまで、代表的なのがゴマ、そのゴマも煎り方によって種類、用途が異なる油となるという。例えば、生のゴマを絞ったものを『太白ごま油』といい、ゴマの旨味はしっかりあるが、色は透明、癖がないらしい。当然、浅煎りや深煎りもある。
あとは、オリーブやコーンが有名。オリーブもEXバージンは生で搾った一番絞り、ピュアオリーブは精製したオリーブにEXバージンを加えたものだから、加熱料理に使用するのが良いらしい。
昔は全国各地で、さまざまなゴマが栽培され、『地あぶら』となって食卓に並んでいた・・・でも最近はなかなかゴマを栽培する農家も少なく、栽培しても搾る迄の工程をこなしている百姓はなかなかいない。栽培はさ程難しくないが、播種や栽培過程では手間がかかり、収穫後には天日干しが必要で、搾りまでして商品化するには大変な時間と労力が必要となる。
でも、将来はゴマの栽培を手がけ、これらの手間をしっかり継承し、日本の食文化の深さをみんなで感じてみたいと思う。

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ミネラルと言えば・・・「鉱物」のことで、「無機質」とも呼ばれる身体に必要な金属元素を指します。100種類以上もあるミネラルのうち、少なくとも60種類については、人間にとって生理学上、直接的・間接的に重要な価値があるといわれています。そのなかでも主要ミネラルといわれているものは、1日 計100mg以上必要といわれているミネラルで、カルシウム・カリウム・ナトリウム・塩素・マグネシウム・硫黄・リンの7つ。他は微量ミネラルといわれる例えば、コバルト・銅・セレニウムなど60種類以上は1日計100mg以下ですが必要とされています。
そんなミネラルを人間は、以前は大地からしっかり吸収出来る構図になっていたのですが、現在は野菜や水から吸収しづらくなっているのが現状で、例えば水道水で育てた野菜と雨水で育てた野菜の味は違うようですし、花崗岩岩盤を経由してきたミネラルたっぷりの水で育てられた野菜はもっと違うようです。
また、このミネラルは、ビタミンの大切なパートナーのようで、ビタミンが働く為にはミネラルが必要なようで、またミネラルは、酵素の働きも支えているようです。このへんのバランスのが現代病の元凶のようです。
植物を育てるのに、三大要素、窒素・リン酸・カリにこだわったために微量要素を忘れてしまい、化学肥料を多用することで地力を落とし、野菜からミネラルを摂れなくなった私たちは、ミネラル分を人工的に摂取しようと飲料等で工夫していますが、人工的な抽出方法には問題もかなりありそうです。
酵素も食品から摂取しづらくなっている現代なのに、そのうえ、その働きを支えるミネラルも摂取されていないとなると、やはり現代人が健康体ではいられなくなっていることは
いたし方ない事実であることに、少し頷けます・・。

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