ミネラルと言えば・・・「鉱物」のことで、「無機質」とも呼ばれる身体に必要な金属元素を指します。100種類以上もあるミネラルのうち、少なくとも60種類については、人間にとって生理学上、直接的・間接的に重要な価値があるといわれています。そのなかでも主要ミネラルといわれているものは、1日 計100mg以上必要といわれているミネラルで、カルシウム・カリウム・ナトリウム・塩素・マグネシウム・硫黄・リンの7つ。他は微量ミネラルといわれる例えば、コバルト・銅・セレニウムなど60種類以上は1日計100mg以下ですが必要とされています。
そんなミネラルを人間は、以前は大地からしっかり吸収出来る構図になっていたのですが、現在は野菜や水から吸収しづらくなっているのが現状で、例えば水道水で育てた野菜と雨水で育てた野菜の味は違うようですし、花崗岩岩盤を経由してきたミネラルたっぷりの水で育てられた野菜はもっと違うようです。
また、このミネラルは、ビタミンの大切なパートナーのようで、ビタミンが働く為にはミネラルが必要なようで、またミネラルは、酵素の働きも支えているようです。このへんのバランスのが現代病の元凶のようです。
植物を育てるのに、三大要素、窒素・リン酸・カリにこだわったために微量要素を忘れてしまい、化学肥料を多用することで地力を落とし、野菜からミネラルを摂れなくなった私たちは、ミネラル分を人工的に摂取しようと飲料等で工夫していますが、人工的な抽出方法には問題もかなりありそうです。
酵素も食品から摂取しづらくなっている現代なのに、そのうえ、その働きを支えるミネラルも摂取されていないとなると、やはり現代人が健康体ではいられなくなっていることは
いたし方ない事実であることに、少し頷けます・・。
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