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百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

種の不思議

2010-04-13 22:43:39 | 農業
種子は植物の命。植物は子孫繁栄の為に種子をこの世に残すといえる。
種は自らが意思を持って動くことは出来ない。親の足元に落ちることは簡単だが、足元では子供同士の競争が激しくなる。だから、風や水、動物を媒介にして広く散布される。
種の発芽には、水と二酸化炭素と温度は最低必要だといわれている。発芽の際に光が必要な種もあり、種にも数千年前の眠りから目覚めるものから、1年以上休眠すると極端に発芽率が落ちるものもある。

カマキリ

2010-04-11 21:17:57 | 農業
カマキリが孵化した。
何とも可愛い。
毎年孵化を確認すると、それぞれの卵を各ハウスへ持っていく。
・・・それぞれのハウスの中でたくさんたくさんの虫達を食べて立派に成長してくれることを期して。

うなぎ

2010-04-09 21:18:10 | 農業
うなぎの完全養殖に成功したという。
天然ウナギから採った卵の孵化には、1970年代にすでに成功していたが、人工的に孵化させたウナギを卵が産める親魚にまで成長させるには40年弱の歳月が必要だったという。
人工的に孵化させた稚魚はほとんどが雄だったりしたという。
そういえば、ヒラメや金魚では幼い頃に高水温で飼育することで遺伝的な雌が雄になるということを聞いたことがある。
以前は産卵場所はフィリピン海溝付近の海域とされたが、2006年2月、東京大学海洋研究所の塚本勝巳教授などが、ニホンウナギの産卵場所はグアム島やマリアナ諸島の西側沖であることをほぼ突き止めた。また冬に産卵するとされていた説は誤りで、現在は6~7月の新月の日に一斉に産卵するとされている。
日本中のうなぎがほぼ一箇所に集まってくる、産卵のために・・・何とも幻想的な風景だ。



エディブルフラワー

2010-04-04 22:19:38 | 農業
エディブルフラワーとは食用花のこと。
食用花で思いつくのは菊、よく考えてみると普通の野菜でもその花は食べられたりする。
今の時期ならルッコラの花でも食べることは出来るし、少し前なら菜の花(今は、なばなといって食用にもなっている)、写真のパンジーも食することが可能です。
夏に咲くズッキーニの花はカボチャの香りがするし、例年栽培するシカクマメは花も根も食することが出来る。
農業もいろいろな角度から考えてみるともっと元気になれそうな気がする。

点滴灌水

2010-03-28 21:02:03 | 農業
今日からトマトハウスでは点滴灌水を始めました。
トマト苗の定植を半分終え、点滴チューブの点検も兼ねて灌水してみました。
今年は、トマト十種類でチャレンジです。
宜しくお願いいたします。

葱の播種

2010-03-25 23:57:22 | 農業
春というのに、やたら寒い。
でも春の準備は大切です。
今日は葱の播種をしました。
九条葱と下仁田葱です。
下仁田は今年初めてですが、九条は昨年から自家採取しています。
昨年は赤ネギにチャレンジしたので、今年は、下仁田に挑みます。
ネギの栽培期間は長いのですが、結構楽しく育てられるので、楽しみです。

ツムラタイムス

2010-03-24 19:57:09 | 農業
昔の農業の内容を調べていたら「ツムラタイムス」に出会した。
昭和2年10月津村順天堂発行のこの雑誌には『薬草栽培は国家的事業』というタイトルで刈米博士が投稿を寄せられていた。
その文章の中に「我国における農村の荒廃と言う事は我々の屡々聞く事で、年々再々都会の地における知識階級の失業者の増加と比例して農村は疲弊して行く。・・・」とあった。いつの時代も、農家は収入が少なく貧しく、生活に最も大切な物質の栽培地である農村は国から大切にされずに荒廃し続け、どういうカタチを健全な国家と呼ぶのか甚だ遺憾だと刈米博士も嘆く、いつの時代も農と国家はなんとも悩ましい関係にあるようだ。

朝宮の紅茶

2010-03-23 22:06:31 | 農業
滋賀県の信楽の朝宮で無農薬・無化学肥料でお茶栽培をして35年を数える片木さんは、数年前からセカンドフラッシュ(6月下旬に摘み取る二番茶のこと)で紅茶づくりに励んでおられる(その紅茶がこの『紫香楽』)!紅茶の専門家に言わせると、滋賀では紅茶の栽培は難しいということだが、「結構いける!」と彼は手応えを感じている。
常にチャレンジ!されるその姿勢に脱帽。

農を変えたい!近江の会 まとめ

2010-03-21 23:53:29 | 農業
「農を変えたい! 近江の会 第三回学習会」のまとめを簡単に報告します。
ご参加いただいたのは55名。
会の内容は、テーマ別に分かれてのグループデイスカッション。
栽培者チーム(水稲、野菜、新規就農)、消費者チーム(レストラン、流通含む)で5チームに分かれて、現状の問題点と課題、それぞれの優先順位について話し合ってもらった。
《栽培者》・土づくりの学習会
《新規就農》・新規就農者受入れ体制づくり
《消費者》・食農教育 ・顔の見える場所づくり 等々
結構議論出来、少人数だったため(本来もう少し来て頂きたいと思っていたのですが)みんなで心が通じる会となった。
みなさん、ありがとうございました。


農を変えたい!近江の会

2010-03-20 22:51:28 | 農業
「農を変えたい! 近江の会 第三回学習会」を無事終えることが出来た。
有機農業推進法が施行され、はや三年と三ヶ月。全国集会の流れを受けて、滋賀県でも有機農業を少しでも進めようと日々努力している有機農家11名で「農を変えたい! 近江の会 生産者懇話会」を立ち上げ、今回三度目の学習会を迎えた。
なかなか有機農業は広めたいが広まらない。こちらの土地とあちらの土地では同じ栽培手法でも全く育ちが異なったり、今年は良くっても来年も良いとは限らない、・・・なんとも自然流なところがあるため、一般論は話せてもなかなかみんなで一緒に・・・とはならない点に問題があるといわれている。でもそういうところに魅力があるのが有機農業。
そんな趣きのある有機農業を、自然に感謝しながら、みんなで楽しみ一歩一歩進めていきたい。