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百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

天恵緑汁

2010-05-06 23:33:18 | 農業
私の天恵緑汁の作り方!
通常の天恵緑汁はヨモギをベースに作るのですが、私は芽かきしたトマト(脇芽)と黒砂糖で作ります。
一週間ほどで出来上がった発酵液は、酵母や乳酸菌の働きで葉面散布に最適なものになります!
同様の方法で果実と黒砂糖で果実酵素も簡単に作れます!こちらは実をつける植物に最適(生殖成長に)です。
暖かくなると何もかもがスピードアップになって、なかなか毎日ヘトヘトです・・・。

農消資本会社

2010-04-26 21:33:06 | 農業
栽培者と消費者が農業を共有できるようなシステムとして、消費者からも出資を募り2005年7月日本で初めての「農消資本会社」が設立される。
そのメリットは
・借り入れがより安く可能となる。
・従来の借入金の返済による金利負担の軽減
・(出資者の配当を野菜にすること等で)出資者の農作物の利用が増える。
・知人のネットワークが広がり、営業的な効果が大きい。
・株主資本比率が高まり、経営的に安定化が図れる。
出資してくれた消費者からは
・新鮮で美味しい野菜に満足
・リスクはあるが配当は銀行のそれより大きく値打ちがある。
・農業が身近に感じられ、農業体験等大変喜んでいる。
との声が寄せられている。
※この仕組みのコンセプト等、詳しくは『農消資本市場・ファームシート構想ー消費者資本の導入で農業に直接金融を(「農業と経済」2005年4月号、昭和堂、渡辺清著)』をご覧下さい。
私もまだ読んではいないので、読んでみようと思っています。

ダグラス・マッカーサー

2010-04-25 22:21:12 | 農業
ダグラス・マッカーサーが日本にもたらしたものは、パイプ、サングラス、カジュアルな帽子、・・・そしてそして水耕栽培!
そういうとマッカーサーが戦後の日本を復興するためには、食の充実も大切だと考えていたフシがある。
それは「目玉焼き事件」に代表され、その当時マッカーサーが朝食に「二つ目玉の目玉焼き」と「スクランブルエッグ」をリクエストしたが、朝食で注文の品は並ぶことはなく、お昼を過ぎてようやく「一つ目玉の目玉焼き」だけが運ばれてきたという。その時の日本はふたつの鶏卵すら準備できないという状況であり、戦後の食の貧しさの象徴として語られてきた。
生野菜の普及についても(日本の食生活の充実というよりもマッカーサー自身が食べたいからともいわれているが)、彼は積極的に生野菜(葉物野菜)の栽培を推奨しようとしたが、当時の日本の農業は下肥をベースにしていたため不潔とされ、化学肥料をベースにした大規模な水耕栽培の導入を検討、実施したという。
その後の朝鮮動乱には、そこで栽培された葉物野菜が大量に用いられたという。
戦後の近代農業はそういうカタチで始動したようだ。
※話は異なりますが、トマトもそろそろ花が咲きます。

いかとろながも

2010-04-22 21:02:37 | 農業
佐渡からはるばる友人夫婦が酵素オカラを取りに来てくれた。
彼は、一昨年山形で開かれた米・食味鑑定協会主催の『第10回食味分析鑑定コンクリート』のコシヒカリの部門で金賞を取った実力者で、もうここ4年間元肥と田植え時の抑草に酵素オカラを施肥してお米の食味向上に努めている。
※“いかながいも”は佐渡の名産!いかの甘みとながも(海藻)のとろみが何とも言えない!

グローバル経済

2010-04-21 23:31:36 | 農業
もし魔法が使えるなら、世界を思い通りに操ってみたいと思うだろうか。もし操れたら楽しいだろうか?みんなが思い通りになったら、本当に楽しいか、満足感が味わえるか?実は、何か楽しくない、少し虚しい、そんな風に思うのは僕だけだろうか?
経済のグローバル化が唱えられて久しいが、もしかするとそれはただ単なる植民地政策の延長であったり、進み過ぎた資本主義は人間にとって時にとても冷徹であったりすることについてはみんな薄うす気付きかけている。
しかし、だからどうすれば未来は明るくなるのか、現時点では誰しもが答えを持てずにいる。
※写真は、石釜で焼かれたピザ!! 地元の薪を使い、こだわった素材と鍛錬された技術で400℃の高温で2~3分で焼きあげるという。

未来に対してpassを出す!!

2010-04-19 17:57:17 | 農業
一昨日は雪が舞った駒ヶ根も今日は穏やかな初夏の陽気。
この天候も今日だけで、また明日は3月下旬の天候に様変わりのようです。
少し残念。
タイトルはサッカーのとある監督の名言。
ボールを持つ選手は、未来に対してパスを出すという感覚を持たなければならないし、パスを受ける方も、未来に向かって走るという感覚を持たなければならない。サッカーには、創造性と想像性の両方が必要。
仕事にも大切な考え方で、現時点も大事!
そして今日、明日も想像した仕事であることが大切!
そして未来の為に、未来に向けた仕事であることが重要!!

有機農業

2010-04-18 23:01:09 | 農業
有機農業の未来は?明るいか・・・と言われると、なかなか即答出来ないのか残念だ。
それは技術的な面と販売・営業的な面の両軸を如何にシンプルにしてビジネスモデル化出来るかにかかっているのだが、それを私は出来る限り小さなカタチでモデル化を図りたいと思っている。
それというのもビジネスモデル化しないとなかなか一般的には受け入れ難く、大きなモデル自体は企業受けは良いが“農”には今ひとつ似合わない気がするからだ。
ただビジネスモデル自身が“農”に似合わないこともあり、少し業務を因数分解してわかりやすくする必要がある。わかりやすくシンプルに、出来る限りそれぞれの地域にあったモデルづくりが現在は必要に思う。

種子消毒

2010-04-17 22:34:51 | 農業
販売されている種子には一部、色がつけられていたりします。
それは病害から守ったり、畑に病害を持ち込まないようにするために種子を消毒しているのです。
現在は、販売されている種の多くは海外で栽培されています。
その原因は、栽培コストが安く、安定栽培が可能だという2点尽きるようです。
種子は本来自家採取であるべきと思っていますが、なかなか作業効率等を鑑みると購入している方が・・・となってしまうのが農家のなの現状です。

遺伝子組み換え作物

2010-04-15 21:39:23 | 農業
F1種を栽培する技術に・除雄・自家不和合性・雄性不稔がありますが、遺伝子組み換えはミトコンドリアをもつ多細胞の生物の中に単細胞の原始生命の遺伝子を取り込もうというもので従来の技術とは全く異なる技術と言えます。
ということで、F1種は現実自然界に起こりえることですが、遺伝子組み換えはあくまでも人為的な操作がされているという点で問題視されるということです。
※写真はある大学のソーラーカーの実験風景です。

F1種

2010-04-14 20:46:57 | 農業
世界で最初に栽培されたF1種の野菜は茄子といわれています。
栽培は日本が最初で、埼玉の農事試験場で行われ、それは大正13年に遡るようで、結構昔の技術だといえます。
最初は
・「除雄」という蕾から雄しべを取り除く方法がとられ、
次に
・「自家不和合性」という自分の花粉では種が実らない特性を活かす方法が、
そして、
・「雄性不稔」という花粉が出ない異常な花の特徴を活かすようになりました。