日々の感じた事をつづる
永人のひとごころ
祈念公園に・・・④
祈念公園に・・・
④
音沙汰がなく
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中澤「ちょっと気になるので聞くけれど、『寿命が尽きている』というのはどういうことなんですかね?」
吉野『前進してきた船のエンジンが停止した状態と同じで、船は慣性で動いているだけで、時間が経てばやがて止まるわけです。癌に侵された人が、臓器不全を起しながら次第に生命力を落としていく状態を寿命が尽きたと私は表現しています』
「なんとなくわかったような気がしますが、やはり一度私の家に来てもらい、良く話を聞かせて欲しいです」
『いつでも伺います。取り敢えず私の書いた本を自宅へ届けますので、参考にしてください』
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「東松島市野蒜字西余景7-2」に中沢征夫君が住んでいた。伊達家が植えた松の林が美しく「余景の松原」と言われ有名だった閑静な保養地の感がある。貞山運河の海側の土手を背後にして2階造りで建っていた。
呼び鈴を鳴らしたが応答がない。
仕方なく、私が書いた本(泣き笑い真剣勝負)と名刺を入れた封筒をポストに入れ、帰ってきた。
その後たびたび電話で連絡したが、一度だけ電話がつながったが生憎中澤君の仕事上のスケジュールで時間が取れず、そのうちにまた、ということでついそのままになってしまった。
中 澤 征 夫 中 澤 優 子
4 17 8 4 4 17 17 3
氵・サンズイは水で4画
天格・中澤 21 中澤 21
人格・澤征 25 澤優 34大凶
地格・征夫 12大凶 優子 20大凶
外格・中夫 8 中子 7
総格・中澤征夫33 中澤優子 41
第2型絶対的短命運 絶対不安定運
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夫の征夫君は意外の厄難を受け、短命の要素を免れない凶運で、胃腸腹部の悪性疾患を起すタイプ。
妻の優子さんは、中澤家を破り自分の身を亡ぼす破壊乱離の運気で、物事を壊すタイプ。意外の変事を生じ、生命、財産を失くす最悪の運気。
夫妻そろって相当悪い運気なので、本来、改名か、撰名をすべきなのだが、察するところ妻のプライドが私の見立てに異議を唱えたであろうことは伺える。夫征夫君が私の訪問を望んでも、妻の優子さんが拒否したのだろうと思われる。
それにしても還暦の同期会から確か7か月後に例の『大場としみ』さんが亡くなったことを思うにつけ、
中澤君は何らかの連絡を私に寄こすものだと思っていたのだが、同期会から3か月後、中澤宅への訪問も実現しないまま、全く音沙汰が無くなってしまった。続く
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