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小沢一郎の潔白・八・

                 小沢一郎の潔白・八・
            (5000万円授受目撃者は存在しない!!)

2010年1月27日。一年前である。小沢疑惑でTBSテレビが
大スクープを放映した。水谷建設から、小沢秘書だった石川知宏衆議院議員に渡されたとする『5000万円ウラ献金』について目撃男性が核心証言をしたというものだ。

ところがこの衝撃報道を後追いしたマスコミは無し。TBSもこの“スクープ”を翌日から引っ込めてしまった。

驚いたのは、水谷建設に近いという目撃男性の建設業会長の言い分だ。
本誌が本人を直撃したところ、
『目撃した日が2004年10月15日とはTBSに言っていない』
『正直に言うと、知人から聞いた話も入っている』
『ああいう番組になるとは知らなかった』・・・とノラリクラリ、

最後まで要領を得なかった。その程度の『目撃談』だったのである。
司法記者の間では「まあ、TBSの報道はともかく、翌年の2005年
4月、水谷建設が大久保隆規秘書に5000万円渡した現場に居た目撃者の証言は角度が高い」という話が今も続いている。

こちらの目撃者は、「ダム工事などに強みを持つ、大阪の特殊技能会社の社長」である。公的な肩書きも持っていた。大久保秘書にも近かった。
複数のメディアに同じ目撃証言をしている。だから『確度が高い』というのだが、良く考えると不可解だ。大久保秘書に近い人物なのに何故不利な証言をするのか?

関係者語る『その社長の会社は水谷建設の仕事が多い。水谷元会長から頼み事をされれば断る訳にはいかないのでしょう。水谷建設の元会長は、朝鮮半島貿易に関する事で隠したい事が多い。

それに目をつぶる代わりに、検察に協力しているといわれます。その人脈の中で出てきた証言なので、決定的目撃談といえるかどうか疑問です』。

更に不可解なのは、確度が高いはずの目撃証言までありながら、検察が1億円事件の立件を出来なかったことだ。それは余程信用が置けない証言だった事を意味するのだろう。

当の社長を直撃したところ、秘書担当が「マスコミ各社から問い合わせは頂きますが、社長は基本的に答えていません。本人に用件を伝え,話す気があれば電話するでしょう」と答えるのみだった。

繰返すが、「1億円ヤミ献金は」小沢疑惑の核心だ。検察は自信があるなら堂々と立件するがいい。水谷建設側の証言だけを材料に、小沢疑惑を引き伸ばし、国会や政治を混乱させるのは法治国家にあって、汚いやり方だ。

野党や菅直人政権、大マスコミにしても、汚さは変わらない。シャバにいる水谷建設の元会長や前社長、前専務、目撃社長を次々と国会に呼んで疑惑を解決すれば済む話なのに、何もしないで、「政治とカネ」の問題が予算審議の障害になっていると騒いでいる。

怠慢もはなはだしい。何もかにもいい加減だから、検察審査会の素人11人も惑わされ、噂や誤報の類(たぐい)に洗脳されてしまっているのだ。小沢強制起訴が近いが、「誰もが信じられる証言、証拠」はゼロに近いというのが真相なのである。・九へ


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