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こころの教え:私はまじめすぎるみたいです

             わたしはまじめすぎるみたいです
                        八鹿小学校中島学級吉谷英子

今日、懇談で、母が先生から「とても真面目である」というような事を言われたそうです。これは真面目すぎて、きっちりしたわくにはまりこんでしまっているという事みたいです。

母も、少し融通を持たせ、真面目な中にも時と場合でわくからはみ出る元気さが欲しいということを言っていました。


自分では全然わかりませんでした。でも、今日母から言われて、今までのことを振り返ってみると、俳句を作るにしても一字でも多すぎたり,少なすぎると、いやでたまらなかったときがあります。

まじめすぎる事が長所でもあり、短所でもあるのだと思います。

今日学校の帰り、一年生の女の子が荷物をたくさん持っていてその中のクレパスを落としてしまったのです。私はすぐ手伝って拾ってあげました。 

拾っているうちに、なんだか恥ずかしいような気持ちになってしまいました。それは大勢の人が通っておられるのに、一人で手伝って拾ってあげたからでした。

でも一年生の子に優しく出来たと思って、とても嬉しかったです。
わたしははずかしがりやで、一人では何も出来ないと思っていたからです。
                      ☆

                「まじめ」はあなたの宝です


吉谷さん・・・「まじめ」ということは、どんな宝物にもまさった、あなたの宝物なんですよ。吉谷さんは派手ではないし、出しゃばりでもないから、自分の「まじめさ」を人に宣伝したり売りつけようとはしませんね。

でもそれだけに、あなたのまじめさは本物だなと思います。ですから、校長室に掃除に来てくれても、何も言わないけれど光っています。
今は本当の光りを持っている人がどんどん少なくなってきています。

でも少ないだけに、値打ちがあります。吉谷さんあなたの宝を大事にしてくださいね。「まじめ」という事がコチコチの固さである場合は、ちょっと問題です。

でも吉谷さんは、一年生の女の子が落としたクレパスを、大勢の人通りの中でも、一本一本拾って上げられるだけの、柔らかい優しいものを持っていてくれます。これがあなたの「まじめさ」の他の人のと違う値打ちのあるところなのですよ。

吉谷さん。反省は大事だけど、反省して臆病になってはいけない。
あなたの「まじめさ」は「本物」なんですから、自信を持って小さい人にも親切を尽してあげてくださいね。
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