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戦争をやる気満々の安倍晋三・3

戦争やる気満々の安倍晋三・3

思い上がりと不安のせめぎ合い

  要するに安倍総理は中国を自衛隊と米軍の『仮想敵国』だと考えている。この『誰もがうすうす感じてはいるものの、決して口にしてはならないこと』を、有ろうことか総理が認めてしまった。まさか、本当に戦争をやる気なのか。

「総理、そろそろ・・・」安倍総理の信頼を一身に集める側近の今井尚哉総理首席秘書官が耳打ちし、安倍総理はやおら立ち上がって店を出て行った。

 安倍はその足で町村氏の目黒自宅へ向かった。時刻はすでに夜9時頃、酒臭く、やや赤らんだ顔で弔問に訪れた安倍の姿に遺族や派閥関係者は驚きを隠せなかった。

「町村さんと安倍総理の関係がかなり悪かったことは皆知ってるけど、さすがにあれはないな・・・』後日細田派(旧町村派)所属のある議員はそう言ってため息をついた。

再び政権の座に就いて以来、「安倍一強」と言われ続けた総理は今、いうなれば、「思い上がりと不安のせめぎ合い」にさいなまれている。心身のストレスの針はとっくに振り切れ、それが唯我独尊の言動となって表れているのである。

事実、官邸では連日の国会審議の合間に安倍総理の怒声が飛んでいる。

『どうにかならないのか!』

『なんでも真面目に答えればいいってもんじゃない』

『ほんとにバカ正直だから困る』

 この安保国会で野党が採っている戦略は、総理の足元をひたすら狙い撃つというもの。答弁が下手な中谷 元・防衛大臣を徹底的に追求し、しどろもどろになったところでようやく安倍総理に振る。

 そうすれば、大将である総理は前衛が犯した答弁のミスを一手に引き受けざるを得ない。

へとへとになった総理は、官邸に引き上げると、側近たちに向かって前述の様に怒鳴っているという訳だ。『バカ正直』とは無論中谷氏のことである。続く

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