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野球をしようぜ

野球をしようぜ
斎藤春美

 自宅前の公園で最近野球をする小学生を見ることが多くなった。少し前には男女5人がグラブを手に元気いっぱいプレーしていた。女の子もグラブを持っていて上手にキャッチできることに感心した。これも大谷翔平選手効果?

 近所の2年生の男の子も野球チームに入り、時々お父さんと練習している。その影響でうちの1年生の男孫も興味を持ち、野球をやりたいというので私が相手をした。時々バットには当たるが、ヒットは出ない。私が「ファウル」と言うと「ファウルじゃない!」と怒る。
 幼いのでルールを知らないのはしょうがないと思い、簡単に教え、ボールを投げようとすると、ぺっペっと地面に唾を吐く。
「汚いからダメ」と叱ると「みんなしているよ」と孫。
なるほど大リーグ中継を見ていると文化の違いとは言え、唾を吐いたり、ヒマワリの種の皮を吐き出したり・・・

 ルールもわからないのに、こういう事はすぐにまねるのだと思った。
先日は近所の小学生4人に1年生の孫と兄の4年生の孫も加わって野球を楽しんでいた。ゲームばかりではなく、友達と体を動かすことを楽しむ子供がもっともっと増えてほしいと願っている。
(2024・8・3河北新報ティータイム)
宮城県柴田町主婦66歳
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