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小沢一郎・妨害を乗り越えてついに起つ!二

               小沢一郎氏・妨害を乗り越えてついに起つ!・二

 又、もともと米国に批判的な社共を支持するような護憲の左派系文化人やリベラル系文化人が小沢一郎氏の主張に同調すれば、彼らを信頼する多くの活動的市民も小沢一郎氏を支持した可能性があります。

 特に社共は、票田である市民活動家やその支持者たちが小沢氏を支持すれば、本音(小選挙区制度導入での恨み)はともかくとして、あからさまには小沢氏を批判しにくくなります。

 ◎ところが、首相に就任する可能性のあった小沢一郎氏は、おそらく政権樹立後の日米関係を心配して、事件の真相までは暴露しませんでした。

 また小沢氏や小沢系議員は全国各地で街頭演説会などの行動で、直接国民に謝るとともに、国民からの質問にも積極的に答えるような反撃もしませんでした。

 焦点の小沢氏が街頭演説会を行えば、開催された地域の地方紙は小沢氏に批判的な論調の記事を掲載しても、同時に小沢氏側の主張も読者に伝えることになります。(まだネットだけでは不十分です)

 小沢氏は国会での反論を戦術的に避け、また街頭演説会のような場で一般の国民の疑問に直接答えることもしなかったので、大多数の国民には今までの汚職政治家と同様に、逃げ回っているかのような印象を与えてしまったと思います。

 その結果、あの事件は今までに何度も起きた一連の政治腐敗事件と同じであると解釈されることにもなり、敵側の『特捜神話』や『マスコミ神話』もひどく傷つきましたが、小沢氏が民主党を離脱したので、これらの神話を徹底的に利用した敵側が一応勝ちました。

 つまり小沢氏は、国民にあの事件が単なる「冤罪事件かどうか」ではなく、「政治謀略事件かどうか」という問題として提起すべきでした。

 ◎こうした総括を踏まえ、小沢新党は「国民の生活が第一」=「反消費税」「反原発」「反TPP」だけではなく「官僚支配からの脱却」とは実は「従米派官僚支配からの脱却」であることを訴えるべきです。

 そうすることで次の選挙を「民・自・公の従米派」対、「対米対等外交派=日本独立派」の「日本オリーブの木」に統一戦線を形成して戦えば、確実に生き残れるばかりではなく、大勝利することすら可能でしょう。

 又、米国の半植民地・日本」という日本の姿を暴露しなければ多くの国民には今回の謀略事件は到底理解することはできません。

 大多数の国民は小沢氏を「汚職金権政治家とみなし、誤解したままで、つまり敵側が設定した構図で総選挙を戦う羽目になってしまいますので、小沢氏は生き残るために日米関係の真の姿を暴露し、「従米派官僚支配からの脱却」という新スローガンを掲げて戦うべきです。

 日米同盟を維持するしかない米国は誰が勝者になっても、勝者を認め、受け入れるでしょう。

 永人所感:戦いは単純な方が良い。従ってスローガンも分かりやすい方が良い。総選挙は近いので、反消費税、反原発再稼動、反TPP、対米自立、ぐらいで良い。

 いま、やっと覚醒してきたネット未利用の国民に、日本と米国の真の姿を訴えかけても、「それは何だ?」ということで、『話が複雑』になり、その複雑さは差し迫った次回の選挙で必ずしも有利にはならない。

 今の野田内閣は完全に国民裏切りの独裁体制で国民を不幸に落とす消費税増税にまっしぐらである。

 一日も早く内閣不信任案を出し、『狂った野田造反暴走内閣』を不信任し、その後の小沢新党大躍進で、国民の生活第一を是非とも実現せねばならない。

 母系社会さんの主張は分からぬではないが、日米関係の真実の姿は、総選挙の戦いが終わってから時間をかけて、国民に理解してもらうようにすればよいのではないかと思うのだが・・・)

                                                    終わり

 

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