小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

ミツマタの枝先に

2010-01-16 | ガーデニング
大寒近くであれば、寒さが厳しくても当たり前のはずですが、暖冬に慣れきった体には、今週の寒さはこたえました。
昔は冬の寒さを凌ぐのにいろいろな知恵をしぼったのでしょうが、そんな生活の工夫を忘れてしまったようで、ただただ背中を丸めている我が身でした。
鎌倉七福神巡りで出合った長谷寺のミツマタは、ほかの多くの木々が、この寒さに身を縮めているなかで、その無駄のない茎をすくすくと伸ばして可愛い蕾を膨らませていました。まもなく花径を分けた先にぼんぼんのような花を咲かせることでしょう。
葉の多く繁る頃は、ミツマタの存在を失っているのに、すっかり木枯れの季節に、この3つに分かれた枝に出合うと、そのたくましい生命力を感ぜずはいられません。
コメント (6)
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