小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

雨の函館

2009-06-08 | Weblog
北海道には何回か訪れましたが、函館に行ったことがなかったので、少し前から予定を入れていました。まだ、介護中だった三四郎(犬)を病院に預けてから行くつもりだったので、羽田発午後の便で、2泊してから帰りも午前の便を予定していました。結局、そんな手配をすることもなくなってしまったのですが・・・
それにしても3日間ともみごとに雨に的中しました。温泉に入ってゆっくりしていればいいところを、雨の中、函館の街を市電に乗り継ぎながら歩きました。
幕末期に造られた様式城郭「五稜郭」、藤の花が見事に藤棚を飾り、星形の城郭は桜の季節も終わり、白いツツジが清楚な北の大地を印象づけていました。


雨の中、立待岬を目指しました。晴れていれば津軽半島を目の当たりにできたはずですが、ハマナスの咲く岬は荒涼と、眼下には荒々しい波が白く海岸線を縁取っていました。


函館山の裾野には、幾筋もの坂道が函館港に続き、雨に煙る先に船を見ることもできました。明治末期に建てられた教会や洋館が多くあって、観光ポイントとしては外せないところでしたが、雨足が強く全部をみることはできませんでした。

「函館ハリストス正教会」や「カトリック元町教会」は、異国情緒漂い、今回の旅行で大きな印象となった場所でした。
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6 コメント

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雨の函館 (フリージア)
2009-06-09 00:14:22
雨の函館は初めて拝見しました。情緒ある町並みがしっとりと時代を感じさせてくれています。雨の中あちらこちら随分行かれたことにびっくりです。この街も印象深い所だと思います。立待岬の淋しさが思い出されました。どのお写真も素敵!白亜の教会、空の色が何とも云えません。雨の日もいいですね。思い出が沢山お出来になりました。
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歌になる場所 (ラベンダー)
2009-06-09 22:58:58
せっかくの旅行が 雨で半減なさったようで、ちょっと残念でしたね。 函館五稜郭は、土方歳三 最後の地。 近くに銅像があったのでは?
  「北の岬に咲くハマナスの花は~」と唄う『立待岬』という曲があります。きれいに撮れているハマナスの花を見ながら、つい 口ずさんでしまいました。
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いい町ですね (花の)
2009-06-11 09:14:22
写真を見ながら以前 旅したころを思い出しました。雨に降られたとの事でも、楽しそうな旅行された感じがカメラに入っています。私はまだ五稜郭には、行っていないのでタワーからの写真が綺麗に撮れていたのを見させて頂き一度行きたくおもいます。
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雨の北海道 (大村)
2009-06-11 16:11:56
数年前の事。  寝台北斗?で出発。 1時間もしないうちに、宇都宮近くの名も知らぬ駅で 豪雨のため立ち往生。動いたり止まったりで、函館で朝食予定がーー 青森で遅い朝食?!?予定外だったのでコッペパンと牛乳。とうとう札幌までも行けずーー途中で下車。 予定のホテルまで苦労して辿り着いた雨の北海道。 忘れもしない旅でした。 雨雨雨の北海道でした。 しっかり思い出しました。
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カナダにも~。 (路地裏太郎)
2009-06-11 20:29:17
雨の北海道もまた味があるのではないですか。先日、NHKで放映されていましたが、カナダの大西洋岸のハリファックスという街にも五稜郭そっくりの場所があって、函館とは姉妹都市らしいですね。行ってみたいです。
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もう一度、函館へ (Akiko)
2009-06-12 21:46:30
>フリージアさん
雨の自然の一部と思って、歩きましたが、お天気さえよかったら、函館山の夜景も、函館郊外にも足を伸ばせたと思い、残念でした。また是非訪れてみたいとおもいます。

>ラベンダーさん
さすがラベンダーさんですね。立待岬が唄われているのですね。
土方歳三は、函館にはゆかりのスポットがたくさんあるのですね。土方歳三最期の地碑には今でも花が絶えることなく、この日もタクシーで駆けつける観光客もいました。

>花のさん
花のさんは、函館に行かれたことがあるのですね。函館の市電は街の端から端まで乗っても30分、2日間何往復もしました。次の機会には、是非五稜郭にも訪れてくださいね。

>大村さん
私も雨の函館でしたが、大村さんは暴風雨の北海道だったのですね。私は雨の中、それでもスケジュールをこなしましたが、目的地前で断念とはどんなにか、悔やまれたことでしょう。是非、またチャレンジを!

>路地裏太郎さん
この星形の城郭はヨーロッパ中心にたくさんあるそうです。函館の近くには四稜郭も残っているそうです。日本のお城も丹精ですが、この幾何学的な城郭はほんとによくできていますね。
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