小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

3月は「去る月」

2010-03-01 | Weblog
2月は「逃げ月」とは、よく言ったもので、あっという間に3月になってしまいました。3月は「去る月」うかうかしてはいられません。
桃の節句は明後日。子供が小さかったころは、急かされるように出したお雛様も、今では、段飾りは省略し、なんとか内裏様とお雛様、三人官女を押し入れの奥からだして、赤い毛氈の上にやっと並べました。昔は、お雛様を飾ると、部屋が華やいだように感じたものですが、今年はお雛様の髪も乱れ気味、少しくたびれたように見えるのは、女あるじの気持ちの持ち方にもあるのでしょう。
ただお雛様を飾ると、私のなかでは思い出がいくつも重なります。たぶん、3月は子供たちの、受験やら卒業、就職とほんとにいろいろなことがあって、毎年お雛様を飾りながら一喜一憂していたように思います。だからこそ、「去る月」はお雛様とは切り離せない思い出深い3月なのでしょう。
子供たちが自立していったことをお雛様に感謝し、来年はちゃんと勢ぞろいさせてあげようと思いました。
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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (はなこ)
2010-03-02 12:08:59
こんにちは~
明日は雛祭りですね。
わたしも昨日やっと持っているお雛様を出しました。
Akikoさんと同じく、自分の為だと中々出せないものだと思いながら
やっと出しました。
娘が居ないので、何の思いでも無いのですが
小さな頃実家にかざったお雛様やその頃の情景が
頭に浮かびます。
結婚してからは、女の子の居るお家に何回か誘われて
見せてもらいに行ったことだけですね。
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お雛様の思い出 (Akiko.H)
2010-03-03 10:42:23
>はなこさん
今日は、桃の節句!
私も、お雛様はやっと出しましたが、お供えするお菓子を準備するのは早いです。
桜餅に草もち、雛あられ、どれも魅力的!
どうぞ、よい雛節句をお過ごしください。
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華やかですね (あや)
2010-03-03 11:55:57
 ここ何年か、お雛様を飾るのも面倒だなと
思っていたのですがそれではいけませんよね。
反省して、今日はさっそく桜餅をお供え。
今夜はちらし寿司です。
 でも我が家の娘はまだ大学生。結婚が遅く
なるといけないので、明日は早々にしまいます。何だか忙しいです。

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可愛い~!! (大村)
2010-03-03 20:59:53
何と可愛い稚児雛でしょう。  暫くは見とれてしまいました。 三日ももう夜。 お雛様の輝いて見えるときですね。   見ていると自然に雛祭りのうたがーーー  は~るのやよ~いのーーーーー   なによりうれしい ひなまつり~~ 
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おひな様 (フリージア)
2010-03-04 00:05:57
なんと愛らしいお顔のおひな様でしょう。
暫く見とれてしまいました。
幼いお子様への愛が籠もった表情ですね。

私は今年はついに飾らずじまいになってしまい気が引けています。
このお写真を見てホッとしています。
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綺麗ですね! (Riko)
2010-03-04 04:32:45
愛らしく優しくお雛様、お内裏様も同じように美しいお顔でしょうね。

2月は「逃げ月」、3月は「去る月」・・・よく言ったものですね。
日本ではこの頃がいちばん一喜一憂する時期なので、お雛さまを
出したり見たりする度にいろんなことを想い出されるでしょうね。

いよいよ春の到来、気持ちも明るくなりますね。
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お内裏様はイケメン! (Akiko.H)
2010-03-04 08:55:05
>あやさん
女の子のいる家は、お節句が過ぎたら「早く仕舞わないと、行きそびれちゃう」とはよく言ったものです。
で、実は我が家は五月人形との交代制なのです。桃の節句が終わってだいぶ経ってから、五月人形を出す頃、お雛様をしまいます。ただの横着で気がひけますが・・・娘の方は、出て行きましたが。

>大村さん
いくつになっても雛祭り!やっぱり大切にしたい伝統ですね。私も稲荷寿司(ちらし寿司ではないところが・・・)を作って、夫と2人のひなびた祭りをしました。

>フリージアさん
娘が小さかった頃、一緒に飾ったお雛様はとても大人びて見えましたが、今見るお雛様はまるで幼子のように見えます。

>Rikoさん
はい!Rikoさんのおっしゃる通り、このお内裏様はなかなかのイケメンです。木彫りのお人形なで、今風でいう草食系男子と言ったところでしょうか。とてもやさしいお顔です。
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昔の雛人形は (ラベンダー)
2010-03-04 14:15:45
いいお顔をした お雛様ですね。
子も孫も男なので 私には縁がありませんが、いつか生まれるであろう孫に期待かなと。

私が子供の頃は、粘土で作ったもので乾燥、素焼き、色付けをした人形でした。 落とせばすぐ割れる。  大人になるまでそういうものだと思っていました。  でもこの人形は歴史ある伝統工芸品らしいのです。
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関東 関西 (花の)
2010-03-04 20:13:37
本当に皆さんが思われているように、愛らしく可愛いいお雛様ですね。家にも子供に頂いたお雛様が有りますが、年々面倒と思いつつ 出してあげないとと思い毎年ぎりぎりに飾っています。所で関東のあられ(お菓子)は綺麗な色をして、お砂糖をかけて甘いのですが、関西(名古屋)は、お醤油味の少しシヨッパイ茶色のあられです。今は関東のあられもお店に並ぶ様になりましたが、名古屋の人にしてみれば 茶色のあられでしょう
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お雛様にもあられにも地方色が・・・ (Akiko.H)
2010-03-04 22:38:09
>ラベンダーさん
ラベンダーさんの郷土のお雛様、是非見てみたいです。現在の段飾りのお雛様は、上方を中心に普及したのでしょう。地域によっていろいろなお雛様があるのですね。陶器のお雛様もありますね。

>花のさん
えっ、名古屋の雛あられはお醤油味なのですか。で、雛段にも並ぶわけですね。なかなか渋いですね。でも甘いあられと交互に食べたら、きっとやめられなくなるでしょう。
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