11月末に行った長谷寺の紅葉は、今秋の台風の影響で、あるものは葉が落ち、残った葉もすっかり傷んで、色付かずに紅葉の季節を迎えていたのは、なんとも残念でした。
一昨日、近所のウォーキング仲間と、北鎌倉の建長寺から瑞泉寺まで鎌倉アルプスと言われている尾根歩きを楽しんできました。
鎌倉は、12月に入っても紅葉が見頃なのですが、今年は期待できないなと思っていました。
拝観時間に間もない建長寺の境内では、バスガイドさんの研修が行われていて、その初々しい姿に思わず声援を送りたくなりました。
ハイキングコースは建長寺奥の半僧坊から尾根にでます。
急な階段を登りきると、眼下に建長寺の境内が開け、さらにひと頑張りすると富士山の眺望が開ける展望台に出ることができます。
あとはアップダウンを繰り返しながらの尾根歩き、台風で被害のあった倒木も目立ちましたが、すっかり枝葉が落とされ片づけられていました。
紅葉は期待していなかったのですが、うまく風雨を避けた木は紅葉も鮮やかで、冬の青空に見事に映えていました。
この木々の色付きを目の当たりにして、季節は確かに秋から冬へ、そして今年も残りわずかとなり、大きな試練の年であった忘れられない2011年を心に深く刻む時が近づいてきたことを思いました。