今日はあまり動かない一日だった。来週は月曜日が米国のレイバーデイで市場はおやすみ。よく言われるように、レイバーデイ明けは新しい市場トレンドが始まることが多い。さらに月始めは6日に雇用統計もあるので、本番は来月初めということになる。どちらに動いてもいいように、ポジションはやや整理しておきたい。
今の流れだと、ドルの戻りを試すほうがテクニカル的には確率が高い。ドルインデクスの週足のMA40あたりが今度はレジスタンスになると考えると、値は103前後。ドルインデクスが103は、ドル円だと147.5円あたりになる。円売りが減っていることを考えても、147円くらいまでのドル円の戻りは十分にあり得る(先日書いた、140から150くらいへの戻しを開始したという解釈も可能)。ショートの持ち玉がある人は余裕を持っておいたほうがいいだろう。
もちろん、雇用統計がだめで大下落という可能性もあるので、まさに来週は勝負の週になる。上げる方にやや比重をかけつつ動く方にのっていきたい。もちろん、本番はFOMCで、0.25か0.5かということだが、前から書いているように0.25説をとっている。ただ、現実に0.25がどのように働くかは、その時の相場の流れ次第である。注目していきたい。