昨日は、ドル円、東京、ロンドンではあがって151円近くまで行ったが、NY時間から落ち始め結局149円ぎりぎりというサポートラインまで落っこちた。30日の分のシカゴ筋の円売りがどの程度の枚数か、来週になるとわかるが、まだ10万枚弱くらいはありそうで、そのあたりが崩れるかどうか微妙なところだ。円ショートがほとんどなくなるまで崩れた場合140円近くになることになる。現状149円でサポートされているようだが、もうすこし下もある雰囲気である。
円キャリートレードの崩れでリスクオフとなり、全世界的株安だが、構造的にはさほど大きなものではない。リーマンショックの時のようなことには至らないだろう。ドル円が下げ止まれば止まる。ドル円の動きを見て、株その他を買い増すのにはよいチャンスである。ただ、149円が底かどうかはまだわからないので、タイミングは難しい。
為替トレードもロングポジションを保持し続けている人は、含み益がまだあっても、含み損になっていても気になる場面であるが、上にかいたようにトレンド転換ではなく、一時的下降であると現時点では判断している。日米金利差があることを理由に、再度円売りになるというシナリオだ。ただ、底がかなり先ならば、円高転換と大差はないわけで、ロングガチホ勢は慎重に考えるべきであろう。私としては現状どちらとも言いにくい。
相場としても、こういう感じで上下が激しく、安定しない見込み。基本的にはもう一段の押しもあることを第1シナリオで、適宜上下についていきたい。今日は、様子見。ほぼノートレ。