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CFTCの為替先物取引の円ショート(ドル円買い)の建玉(シカゴCMEのIMMの非商業部門建玉とほぼ同等)は、2万枚まで減少したようだ。7月初旬の円売り最盛期には18万枚だったのに比べると激減ぶりがわかる。上の記事によるとこれで6割から7割が巻き戻されたということで、もし仮に全部が巻き戻されるとドル円は130円半ばくらいまでの下落になるだろう。過去の円キャリートレード崩壊の事例では、一度大規模な巻き戻しが起きると、全部が巻き戻されるどころか、円買いにまで移行することが大半なので、今回も注視していきたい。この建玉のレポートは毎週末なので、しっかりと見ていきたい(左のリンク集にもIMMの建玉を載せてある)。

8月の相場は非常に重要となる。ダウも月足では長期下落になるときには、しばらく下落が続くことが多い。現状では株価にはそれほどの懸念材料はなさそうだが、円キャリーの巻き戻しと平行して株価の下落が起きることは過去にもよくあった。慎重に見ていきたい。

来週もドル円は様子見から。戻りの動きと下落が交差してトレードしにくい見込みだ。


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