FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



日本の利上げに続き、超絶悪い雇用統計が来て一気にリスクオフが悪化した。日経平均が時間外にさらに大幅に下げて(来週月曜は日本はリアルブラックマンデー)、Xのタイムラインの株クラを中心に、悲観論が台頭している。実際に、FRBの緊急利下げや9月0.5%利下げがあるとなると、為替側もドル円の下げが140円では止まらない可能性がある。植田の利上げを非難する声もあるが、これは植田氏はよく理解していて、円安非難の声に抵抗していたわけだが、政治家の「利上げしろ」という圧力に負けた。植田氏の内心は「言わんこっちゃない」であることは間違いない。アベノミクスの最後の幕引きがこうなることは歴史の必然である。国士きどりで円買い為替介入をしていた神田氏などの財務省勢は、こうなるとピエロのようである。
 
下げ相場のコツだが、まずは戻り売り。これが自由にできるのがFXの最大のメリットなので活用する以外にはない。ショートというように時間軸は短く買い戻すこと。突然の好材料でのリバが恐いからだ。買い戻す目安の利幅はフィボナッチやN波動など波動を中心に見ること。あとはMACDなどオシレータも同時に見ておくとよい。

今回は株の下げがあるため、米国側の対策が利下げ、日本側は「お手上げ」なので、当局の対策はドル円の下げに繋がる可能性が高い。この点でも為替は戻り売り優位の相場だと思う。大底でロングしたいのはやまやまであるが、これはチャートの形が決まってこないとだめなので、現時点では判断できない。
 
昨日も書いた長期保有のロングポジの処置が一番難しい。底が分かれば安心なのだが、この相場では、140円が底であると断言しにくい。トレンド転換かどうかも、結局底当て問題に帰着するわけであることは昨日書いた。これは個々人の資産量(証拠金の倍率含む)によることなので一般化は難しい。じっくり考えて下さいとしかいいようがない。(自分自身は前から書いているように、長期保有ポジはここのところゼロとしている)。

個人的トレードとしては、一応基本イベントが終わったが、まだ動きが不安定なので、お盆休みはスマホで軽くドル円の戻り売りでもしながら、休みを満喫したいものだと思う。







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