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1964~66年の映画音楽 ⑫「殺しのエージェント(The Liquidator)」

 

 1960年代は映画「007シリーズ」の世界的大ヒットで続々とスパイ映画が登場しました。「殺しのエージェント(The Liquidator)」は、1930年代後半から名カメラマンとして活躍していたジャック・カーディフ(Jack Kardif)が監督、主演はロッド・テイラー(Rod Talor)、共演はトレヴァー・ハワード(Trevor Howard)、ジル・セント・ジョン(Jill St,, John)、音楽は名匠ラロ・シフリン(Lalo Shifrin)です。1965年に製作されましたが版権の問題があって公開が遅れ、日本でも1966年に公開されました。

 テーマ曲は「007/ゴールド・フィンガー」で一躍注目を浴びたシャーリ・ーバッシー(Shirly Basseyが起用され、スパイ映画らしい迫力のある歌を聴かせます。文化放送「ユア・ヒット・パレード」では1966年11月21日に17位で初登場、12月26日に最高位6位、1967年1月16日に15位までランクされました。

 

 

 

 シャーリー・バッシーが歌う"My Liquidator"で、テーマ曲のスローなオーケストラ・ヴァージョンです。1965年にリリースされた、サウンド・トラックLPのB面6曲目に収録されています。

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