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アニタ カー ② Anita Kerr (1961~65年)

    
   アニタ・カー・シンガーズは1961年に、RCA Victorと契約します。アニタ・カー・シンイメージ 1ガーズはアニタ・カーのアレンジで、ブレンダ・リー、ペリー・コモ、パット・ブーン、ローズマリー・クルーニー、ロイ・オービソンなどRCAのトップミュージシャンの録音に数多く参加、チェットアトキンス・ジムリーブスとヨーロッパ・ツアーもしました。
 またアニタ・カー・シンガーズ、アニタ・カー・クァルテットとして「From Nashville」(1962年)「Vocal Stylings of ~」(1962年)「Tender Words」(1963年)「Mellow Moods of Love」(1965年)「We Dig Mancini」(1965年)「Sunday Serenade」(1965年)の6枚のアルバムをリリースしました。
イメージ 2 特にヘンリー・マンシーニの曲を集めた「We Dig Mancini」は、グラミー賞の「最優秀ヴォーカルグループ賞」(1964年)を獲得しました。
アニタ・カーとヘンリー・マンシーニのソフトで優雅、繊細で美しい音楽性がぴったりと合った名盤です。UPした曲はオードリー・ヘップバーン主演の「ティファニーで朝食を」(1961年)から「アカデミー歌曲賞」を受賞した”ムーンリバー”です。
 
 
 
  
 「We Dig Mancini」より、1964年の映画「ディア・ハート」(日本未公開、「ニューヨ   ークの恋人」の題名でテレビ放映)からテーマ曲です。
 
 
 
  
 
 1960年代にRCA Victorは、「Living Voices」の名前でイージー・リスニング・コーラスのアルバムをリリースしていました。アニタ・カーは自らのグループ以外で「Living Voices」の名前でアレンジとプロデュースをしています。
 UPした曲はチャップリンの映画「モダン・タイムス」(1936年)より”スマイル”です。  ボサノヴァ・タッチの爽やかで明るいポップなアレンジで、「Living Voices」の録音でも、ソフトでスマートなアニタ・カーらしさが発揮されています。   (Kann Dorao)
   
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