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1964年のポップス ㉛ リトル・ペギー・マーチ「涙のウェディング・マーチ」「いつでもあなたを」

 

 リトル・ペギー・マーチ(Little Peggy March)の”涙のウェディング・マーチ'(The Impossible Happene)”です。米国では1963年に”さよなら初恋(Hellow Heartach Goodbye Love)”に次いでシングル・カットされ、最高位57位にランクされました。

 日本では1964年にシングル(日本ビクターSS-1405)が発売され、文化放送「9500万人のポピュラー・リクエスト」では1964年4月2日に21位で初登場、4月16日に最高位13位、5月7日に16位までランクされました。TBS「今週のベスト10」では3月23日に11位、4月26日に17位までランクされました。「洋楽ヒットチャート大事典」(八木誠著)では1964年年間チャートで53位に選ばれています。

 

 

 

 リトル・ペギー・マーチの”いつでもあなたを(I'm Watching) Every Little Move You Make)”です。ポールアンカの作曲で米国では1963年12月にリリースされ、最高位84位にランクされました。

 TBS「今週のベスト10」では6月21日に20位で初登場、6月28日、7月5日に15位にランクされました。「洋楽ヒットチャート大事典」(八木誠著)では1964年年間チャートで97位に選ばれています。

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ルイス・ボンファ ④ 映画「黒いオルフェ」より「カーニヴァルの朝」バーデン・パウエル

 

 ルイス・ボンファ(Luiz Bonfa)のアルバム「o Violao de Luiz Bonfa(」1959年)から”カーニヴァルの朝(Manha de Carnaval)”です。

 このアルバムは「黒いオルフェ」の作曲者として一躍有名なったルイス・ボンファに目を付けた米国の旅行会社「Cook」が、ダイレクト録音のテープ・レコーダーをブラジルのリオに持ち込んで録音したものです。内容は完全なソロ・アルバムで、”ナイト・アンド・デイ(Night And Day)”など2曲を除きルイス・ボンファの作品です。バックがつかない分ボンファのギター、テクニックを充分に味わうことができます。

 2005年にスミソニアン博物館が、Cookが寄贈したマスターテープを基にして「o Violao de Luiz Bonfa」に別テイクを含めた未発表17曲を追加収録した、CD「Solo in Rio」をリリースしました。音質も良く、ボンファのギターの素晴らしさを知るために必携のアルバムです。

 

 

 

 ブラジルのギタリスト、バーデン・パウエル(Baden Powell)のアルバム「Tristeza on Guiter」(1968年)から”カーニヴァルの朝”です。

 1967年にヨアヒム・ベーレントがプロデュースするベルリン・ジャズ・フェスティバルで絶賛をあびたバーデン・パウエルが、11月にヨーロッパのジャズミュージシャンと録音したものです。

 

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