人が生きる世の中(サランサヌンセサン)
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ペヨンジュン3部作「初恋」①

「初恋」 KBS1996年66話
演出 イ・ウンジン
脚本 チョ・ソヘ
主演 ペ・ヨンジュン チェ・スジョン イ・スンヨン
ドラマ鑑賞を途中挫折した理由
チャニョク(チェ・スジョン)とヒョンギョン(イ・スンヨン)の高校生姿がどうも似合わなくて、チャヌ(ペ・ヨンジュン)のなんだかダサイカッコウもへん。頭の悪いお姉ちゃんチャノク(ソン・チェファン)もどうも苦手。うだつの上がらないお父さんトッペ(キム・インムン)にもイライラ。イ・スンヨンの父や、叔父は権力をかさに、チャヌ一家を執拗に暴力でおどし、痛めつける。
この辺で見るのをやめる。
(5年経った。再度視聴に挑戦)
時が経ち、ソウルへ一家は出てくる。チャヌが大学へ入学しソクヒ(チェ・ジウ)やヒョンギ(キム・テウ)と知り合う。幼馴染のシンジャ(イ・ヘヨン)もソウルへ出てくる。父トッペ(キム・インムン)はチャノクと屋台を始めるが、またまたヤクザに暴行を受けて屋台を壊される。
チャニョクとヒョンギョンはお互いの愛を確かめ合う。ヒョギョンの叔父ワンギ(アン・スンフン)は執拗にチャニョクを追い掛け回す。何とか逃げ切るが、ワンギは家に押し入りトッペを入院させる大怪我を負わせる チャニョクは親友ドンパル(ペ・ドファン)にかくまってもらい、チャヌは父の手術費用を工面するためにカジノで働く。
ここまで16話だが、だんだん面白くなってきた。ワンギの執拗な暴力に腹が立つし、チャニョクが見つかってしまうのではと、ハラハラする。ペ・ヨンジュンがカッコ良くなってきた
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私の人生を変えた「冬のソナタ」⑥
美しい「冬のソナタ」を見たあと、韓国ドラマを多く見てきたが途中挫折したドラマも随分ある。
貧乏を描いた不幸が続くドラマ。暴力描写の多いドラマ。白黒のような田舎っぽいドラマなど。
ペヨンジュン「初恋」がそうで、視聴率60%と知ってはいたが、どうして?と途中挫折した。新しいドラマがトレンディ化する中で、いよいよ見るのが無くなったので、5年ぶりに「初恋」に挑戦。。。。だんだんと。。。お、面白かったー。最終視聴率60%!やっとわかりました。
ペヨンジュンカッコイイ、私がペヨンジュン3部作と勝手に決めている「若者のひなた」「初恋」「裸足の青春」の中で、一番カッコ良かったのではないかと思う、今日この頃だ。



ペヨンジュン3部作
「若者のひなた」 KBS1995年56話 演出チョン・サン 脚本チョ・ソヘ 主演イ・ジョンウォン ペ・ヨンジュン ハ・ヒラ チョン・ドヨン ホ・ジュノ ホン・ギョンイン パク・サンミン
「初恋」 KBS1996年66話 演出イ・ウンジン 脚本チョ・ソヘ 主演ペ・ヨンジュン チェ・スジョン イス・ンヨン チェ・ジウ パク・サンウォン ソン・チェファン イ・ヘヨン
「裸足の青春] KBS1998年16話 演出キム・ヨンギュ 脚本イ・チャンギュ 主演ペ・ヨンジュン コソ・ヨン キム・ムセン パクク・ニャン イジ・ョンウォン
今からでも遅くないので見逃がしたドラマ、途中挫折したドラマを見ようと思う。
「冬のソナタ」のあと 硬派のドラマにも出会えた。「砂時計」「白夜」「第五共和国」は1970年代後半から1980年代の私たちがバブルに踊って楽しんでた頃、韓国ではこんな出来事があったのかと、思いっきり頭を殴られたようだった。そして北朝鮮という国の国民をこんなに悲惨な目にあわせる国家の在り方を心から考えるようにもなった。韓国の前大統領の死を心から悲しむ私もいる。そして理不尽な事には怒る私もいる。だけどユン・ソクホのように、なるたけ、美しいものだけを見ていたいとも思うのだ。 それもこれも「冬のソナタ」に出会えたから。出会えてなかったら、今頃私どうしてたのでしょう。
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私の人生を変えた「冬のソナタ」⑤

ペ・ヨンジュン、チェ・ジウの他に、もう一人とても大切な人がいる。
永遠の弟、善き人のパク・ヨンハ、彼がいたからこそ、主役の二人が輝き、素晴らしいドラマ「冬のソナタ」があるのでしょう。サンヒョクは彼以外に誰がいるでしょうか。
パク・ヨンハが突然逝って2年経とうとしている。突然の訃報に私のみならず熱烈なファンはそれこそ、息子が、恋人が亡くなったようで、どれほどショックが大きかったでしょうか。でも、同じように悲しみを共有できるファンの繋がりがあったから、どうにかここまで、こられたのではないでしょうか。命日6月30日には3回忌の法要が行われる。日本からも多くのファンが訪れるでしょう。日本でも追悼の催しが行われるのでたくさんのヨンハファンが集まるでしょう。

サンヒョクはチュンサンが現れて愛するユジンの心を奪われてしまう。山で迷ったユジンを見つけたのはチュンサン。「道に迷ったら北極星ポラリスを探すんだ」とユジンに教えるチュンサン。初雪の日に皆に内緒で初デートをするチュンサンとユジン。
サンヒョクはチュンサンが事故で亡くなったと聞いても、ユジンを慰めることもできない。10年後でもユジンの心の傷にふれようとしない心優しいサンヒョク。
反対にミニョンは、心の傷チュンサンを忘れるように、ユジンに半ば強引に説得する

山でユジンを助けたチュンサン、亡くなった人を忘れるようにと強引なミニョク。どちらにもサンヒョクは負けてしまう。
お酒を飲んで酔って平均台のように歩くサンヒョクがとても愛しい。
(パク・ヨンハ作品) 「愛の花咲く教室」(1995年KBS)好きなドラマなので、あとで書きます。
「ずっと会いたい」(1998年MBC) 日本でのDVDは、パク・ヨンハがでているところを集めたものですが、MBCの演技大賞総なめの面白いホームドラマなので、ぜひ1話から273話までを発売してほしい。KNテレビで全話見ましたが、毎回楽しみでホームドラマの傑作です。キム・ジスとユン・ヘヨンの「永遠の弟君」パク・ヨンハ。
このドラマは香港でも大人気で、クムジュさん役で出演したユン・ヘヨンはいまだに香港へいくとクムジュさんと呼ばれるそうです。


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私の人生を変えた「冬のソナタ」④

「冬のソナタ」はまるでヨーロッパ映画のようで、主役のペヨンジュンの声もフランス語を聞いているようで、他の韓国ドラマとははっきり言って違う。
何もかもが美しいのだ。ペヨンジュン、チェジウが美しい。音楽が美しい。映像が美しい。脚本が美しい。なにより、美しい涙を流す。泣くのではなく静かに涙を流す。
「会う約束してたのに会いにいかなきゃ どうしても伝えたいことがあるの」 チュンサンが事故で亡くなったと聞き、取り乱すユジン。「どうしよう思い出せないの、チュンサンの顔を思い出せない」
チュンサンからのプレゼントのカセットテープ。チュンサンの声と美しいピアノの「初めて」の曲が流れる。
10 年後初雪の中チュンサンに似た人が。驚いて我を失うユジン。
マルシアンでミニョンに会う。顔も声もそっくり、ユジン混乱する。ミニョンの中にチュンサンを見る視線の始まり、涙を流す。
雪のスキー場へ。雪だるま、木の枝の雪をはらう仕草、足跡、チュンサンとの初雪の初デートを思い出し、ユジンの視線はミニョンへ。カメラでミニョンを写す写す写す。
「結婚したらどんな家建てたい?」「好きな人ができて本当に住むのなら、形としての家ではなく 好きな人の心が一番すてきな家でしょう」ユジンが答える。自分と同じ感覚を持った女性だ。ミニョンはうれしくなる。
心を打つセリフがある。
ミニョンが「酒を飲んで涙を流すのが死んだ人の為かな、寂しさをごまかすためでしょ」
ユジン「言いすぎです」
ミニョン「いいえ、亡くなった人の一番の贈り物は忘れてあげること」
ユジン「誰かを心から愛したことありますか?今まですぐそばにいた人が突然消えてしまう。わかりますか?周りは変わらないのにその人だけがいない。その寂しさがどんなものかわかりますか?それで涙を流すのが間違っていますか?」
「冬のソナタ」を見直すたびに、あまりにも美しいので、その世界へ入ってしまう。見終わると現実の世界へ戻らないといけないのに!戻るのが大変です!






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私の人生を変えた「冬のソナタ」③
「冬ソナ」が私の人生を変えたのだから、もっと多くの女性達の人生を変えたことでしょう。ペヨンジュンの初来日、あの日、あの時、あの場所へ日本中から集まった5000人もの女性達(男性も?)、歴史に残る出来事でした。多分身の回りには、お話することも出来ずに、ペヨンジュンのことを思って悶々と切なくすごしているか、話をしたって「韓国好きなら韓国へ行っちゃえばいいんだよ」などと冷たい仕打ちにあったりしたでしょう。私はあの方へ会いに行った5000人の人たちへ、心から敬意を表したいです。
そして日本も変えました。街も変えました。大きく変わったのは何と言っても、大久保通り、職安通りでしょう。以前は得体のしれない怖い街だったのに、今ではハッピー通りに。韓国市場の前には大型の観光バスが止まって、私も含めて連れ立って歩く女性たちの幸せそうな顔、顔、顔。ヘンボケヨ!KーPOPの影響で若い子たちも随分増えました。
ユン・ソクホ監督は実験的映像を駆使した作品がいくつかありますが、難解でなかなか乗り気がしない作品もあります。「夏の香り」「秋の童話」「冬のソナタ」の作品は、ユンソクホの世界が見事に花開いた傑作。
KBSドラマには独特のヒンヤリ感があるのだが、「冬ソナ」は透き通っていて美しい。透明感があります。カメラが本当にすばらしい。脚本も、ドラマ特有の、貧しさ、いがみあい、憎しみなどを描いてない(意地悪はあるけど)。監督、俳優、脚本、カメラ、すべてが揃っていて、完全な作品。日本中いやアジア中の女性達が熱狂する「冬のソナタ」が出来上がったのですね。
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私の人生を変えた「冬のソナタ」②
「冬のソナタ」にたどりつくまで
1回目 伊集院光の日曜お昼のラジオ番組で「伊集院の奥さんが近所の奥様の集まりで、冬のソナタという素晴らしいすごいドラマがあるということを、毎回毎回見ている人どうしが、熱心に語っている様子がとてもおかしい」と。伊集院も奥さんも見ていないので、一体どんなに、とんでもなく、凄いドラマなのかと、面白おかしく話してて、聞いてて私も、大笑い。
2回目 BSで「冬ソナ」放映してる頃、地上波ではNHK「ニコニコ日記」を放映、ニコちゃんの永井杏ちゃんにメロメロ。ニコちゃんに会いたくて、本屋でステラを立ち読みしたら、見たことも興味もない韓国ドラマ冬ソナ特集で、ニコちゃんの記事はちょっぴりで、がっかり。買わずに帰ってきた。
3回目 ペヨンジュン初来日に、ニュースで見た私「だーれ。この茶髪男」と言ってたそうです。娘の証言。
4回目 NHK地上波で見る気もなく、たまたま見ていた2話のラスト10分。お・も・し・ろ・そ・う・ 引き込まれ、冬のソナタの世界へ。
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私の人生を変えた韓国ドラマ「冬のソナタ」
韓国ドラマは私の人生を変えてくれた。そのきっかけを作ってくれたのは何と言っても、「冬のソナタ」。このドラマに出会えなっかったら、最も近くて遠い遠い国のことを知らずにいたでしょう。韓国といえば、焼き肉とキムチとビビンバと冷麺、チョー・ヨンピルや「釜山港へ帰れ」などの歌謡曲、大久保、職安通りくらい。
数々のドラマや KBSTVの番組「南北の窓」「KBSスペシャル」、MBCTVのニュースなどで、本当の韓国、朝鮮の歴史や人々の気持ちを知ることができました。
教科書でしか知らなかった1890年代の日韓併合や終戦までの統治、その後の朝鮮戦争や南北問題、貧しい時代や、政治体制、弾圧、民主化の嵐、今なお解決しない南北分断、徴兵制。知らないことだらけ。そういう歴史があって、今の韓国があります。韓国ドラマ、K-POPSを筆頭に世界の国での人気。どこの国にも負けないバイタリティがあるからこそ、これからも伸びていくでしょう。
日本には手塚治虫や、ドラえもん、キャンディキャンディ、世界名作劇場などのアニメや漫画があるります。文化による影響力は図りしれないものがあるのです。それは国と国との友好にも繋がります。争いだけではなく、お互いを認め合い、愛しあい、助けあえば、きっと平和な時代がくることでしょう。韓ドラを見てて本当にそう思います。
「冬のソナタ」のペ・ヨンジュン、チェ・ジウ、ユン・ソクホには感謝感謝。だから俳優ペ・ヨンジュンは私にとっては「神様」なんです。
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