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平山郁夫展at百段階段

2009-02-21 | ア-トな話し
2/14~3/31 目黒雅叙園

今回の注目は、「百段階段」です。


この階段、本当は99段しかないらしいが、この階段に繋がる、6つの部屋の一つが、冒頭の写真。
「漁樵(ぎょしょう)の間」です。
金ピカに輝いています。昭和6年着工、10年に完成。
すべて、純金箔、純金泥、純金砂子で仕上げられている。
床柱は檜で彫刻が施されている
天井には、極彩色の浮き彫り。
とにかく絢爛豪華。
当時の贅を尽くしたのでしょう。
空白は許さないと(笑)ばかりに全面に装飾が施されている。

宮崎アニメの「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルだそうだ。

日頃は、非公開ですが、時々展覧会が、ここで開催される時は、展覧会の入場料で、ついでに見ることが出来る。
ただし、展覧会のために一部は作品が架かっていたり、目隠しされている。
見た感じ、障子は全部撤去されているようだ。
ちゃんと見たい人は、お食事とセットで15分間見れます-案内付き-。
8,400円から12,600円。
関西では、これを「せこい」と言います(笑)。

しかも撮影禁止です。
目黒雅叙園には、初めて来ましたが、東京では有名な結婚式場らしい。
もうかってそうなのにね。ど~んと行こうよ。




目黒雅叙園 全景
中央がエントランス。
左側の小高いところに屋根が見えるのが、百段階段のある旧棟のようです。
国の登録有形文化財に指定されている。

そして、今ここで平山郁夫展が開催されている。
入場料は1,500円です。
百階段の見学料込みなのかな?。古い作品ばかりなのにね。



天かける白い橋 瀬戸内しまなみ海道
2000年の作品
縦1.71m、横5.45m
大きな作品です。これ位大きいと周りを圧倒してます。


熊野古道 勝浦
これは絵葉書は売っているが展示されていない。
展示と、売店に置いてる物は、一致しない。
普通は、表示するのだけれどね。

小品ながら扇面の那智の滝の作品が良かった。

計54作品。
一応作品リストはあるが、平山郁夫を楽しむ展覧会にはならない。

百階段は、一見の値打ちありです。近くに行ったら寄ってみてください。



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