
京都市美術館 6月16日(火)~9月27日(日)
農民や労働者の日々の営み、男女の恋愛模様、母と子の姿や家庭生活など、ありふれた日常を描いた「風俗画」。本展では多様性にみちたヨーロッパの風俗画の展開を、古代エジプトとギリシャの作例を起点に、16世紀初頭から19世紀半ばまでの絵画約80点によってたどる。17世紀オランダ絵画を代表するフェルメールの円熟期の傑作、《天文学者》は、日本初公開となる。
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京都市美術館 2015年6月16日(火)-9月27日(日)(東京は国立新美術館で2015年2月21日(土)-6月1日(月))
小生のフェルメールのホームページは ここ
現在 19点/34点 を見た。
フェルメールの《天文学者》ルーヴル美術館でも見ましたので2回目になります

2000.10 ルーヴル で作品の前で撮影
残念ながら15年前にルーブルで見た時と額縁が変わっていました

ヨハネス・フェルメール 『天文学者』
最近テレビでは着ている服、「着物」が評判になっていますね
ルーヴル美術館展は日本では何回も行われているが、私が見たのは過去6回
一覧表はルーヴル美術館のページの最後 ここ
2009年のルーヴル展では、フェルメールの<レースを編む女>が来て感動しました。ブログは ここ
額縁も当時と同じで、同じデザインのメガネ拭きが売ってました
過去の展覧会では目玉となる作品以外はあまりいいのがありませんでしたが。今回はいい作品が一杯でした。
カタログの裏面表紙は、この作品でした

ティツィアーノ・ヴェチェッリオ 『鏡の前の女』
この女性の金色に輝く豊かな髪、大理石のような白い肌といった特徴は、女性美を称える詩人たちの常套句

クエンティン・マセイス 『両替商とその妻』
神妙な面持ちで天秤に金貨をのせ、重さを量る男性。その前には金貨や、指輪、真珠など、物質的な豊かさを連想させる品々が置かれています。一方、隣に座った妻は、日々の祈りに用いる時祷書をめくりつつも、書物から目をそらし、夫の手元に視線を注いでいます。彼女は物欲にとらわれて、ふと金貨に目を向けてしまったのでしょうか。それとも、両替商の夫が正しく金貨を量るように見張っているのでしょうか

バルトロメ・エステパン・ムリーリョ 『物乞いの少年(蚤をとる少年)』
陽だまりにうずくまった愛らしい少年が、ぼろぼろの衣服から無心に蚤をとるいたいけな姿は、見る者の心にあわれみと慈愛の念を呼び覚まします 足の裏の描写がすごいですね

ジャン=パティスト・クルーズ 『割れた水瓶』
少女が腕にかけた水瓶は割れ、無垢を象徴する白い服はしわくちゃになり、胸は半ばはだけています。また、両腕で抱えたエプロンからこぼれ落ちるバラの花も、失われた純潔を連想させます。

ピーテル・デ・ホーホ 『酒を飲む女』
フェルメールの3才年上のライバル デ・ホーホの作品 いつも楽しみにしています
17世紀オランダの風俗画では、日常の一コマを写しとったかに見える情景にも、より深い意味が託されている場合が多々ある

ジャン・パティスト・カミーユ・コロー 『身づくろいをする若い娘』

ジャン・パティスト・カミーユ・コロー 『コローのアトリエ』
いいね

フランソワ・ブーシェ 『オダリスク』
ほんのりとバラ色に染まるふくよかな肌を惜しげもなく露わにしながら、こちらを振り返る女性は、いかにもブーシェらしい明るさと自由奔放な魅力にあふれています。 大胆ですね

レンブラント 『聖家族 または 指物師の家族 』
読みかけの旧約聖書を膝に置き、イエスの顔にかかる布をたくし上げるアンナのしぐさは、旧約聖書で預言された救い主がまさにこの幼子に見いだされることを示唆しています。
17世紀オランダの巨匠レンブラントの作品です

京都市美術館と周辺
農民や労働者の日々の営み、男女の恋愛模様、母と子の姿や家庭生活など、ありふれた日常を描いた「風俗画」。本展では多様性にみちたヨーロッパの風俗画の展開を、古代エジプトとギリシャの作例を起点に、16世紀初頭から19世紀半ばまでの絵画約80点によってたどる。17世紀オランダ絵画を代表するフェルメールの円熟期の傑作、《天文学者》は、日本初公開となる。
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京都市美術館 2015年6月16日(火)-9月27日(日)(東京は国立新美術館で2015年2月21日(土)-6月1日(月))
小生のフェルメールのホームページは ここ
現在 19点/34点 を見た。
フェルメールの《天文学者》ルーヴル美術館でも見ましたので2回目になります

2000.10 ルーヴル で作品の前で撮影
残念ながら15年前にルーブルで見た時と額縁が変わっていました

ヨハネス・フェルメール 『天文学者』
最近テレビでは着ている服、「着物」が評判になっていますね
ルーヴル美術館展は日本では何回も行われているが、私が見たのは過去6回
一覧表はルーヴル美術館のページの最後 ここ
2009年のルーヴル展では、フェルメールの<レースを編む女>が来て感動しました。ブログは ここ
額縁も当時と同じで、同じデザインのメガネ拭きが売ってました
過去の展覧会では目玉となる作品以外はあまりいいのがありませんでしたが。今回はいい作品が一杯でした。
カタログの裏面表紙は、この作品でした

ティツィアーノ・ヴェチェッリオ 『鏡の前の女』
この女性の金色に輝く豊かな髪、大理石のような白い肌といった特徴は、女性美を称える詩人たちの常套句

クエンティン・マセイス 『両替商とその妻』
神妙な面持ちで天秤に金貨をのせ、重さを量る男性。その前には金貨や、指輪、真珠など、物質的な豊かさを連想させる品々が置かれています。一方、隣に座った妻は、日々の祈りに用いる時祷書をめくりつつも、書物から目をそらし、夫の手元に視線を注いでいます。彼女は物欲にとらわれて、ふと金貨に目を向けてしまったのでしょうか。それとも、両替商の夫が正しく金貨を量るように見張っているのでしょうか

バルトロメ・エステパン・ムリーリョ 『物乞いの少年(蚤をとる少年)』
陽だまりにうずくまった愛らしい少年が、ぼろぼろの衣服から無心に蚤をとるいたいけな姿は、見る者の心にあわれみと慈愛の念を呼び覚まします 足の裏の描写がすごいですね

ジャン=パティスト・クルーズ 『割れた水瓶』
少女が腕にかけた水瓶は割れ、無垢を象徴する白い服はしわくちゃになり、胸は半ばはだけています。また、両腕で抱えたエプロンからこぼれ落ちるバラの花も、失われた純潔を連想させます。

ピーテル・デ・ホーホ 『酒を飲む女』
フェルメールの3才年上のライバル デ・ホーホの作品 いつも楽しみにしています
17世紀オランダの風俗画では、日常の一コマを写しとったかに見える情景にも、より深い意味が託されている場合が多々ある

ジャン・パティスト・カミーユ・コロー 『身づくろいをする若い娘』

ジャン・パティスト・カミーユ・コロー 『コローのアトリエ』
いいね

フランソワ・ブーシェ 『オダリスク』
ほんのりとバラ色に染まるふくよかな肌を惜しげもなく露わにしながら、こちらを振り返る女性は、いかにもブーシェらしい明るさと自由奔放な魅力にあふれています。 大胆ですね

レンブラント 『聖家族 または 指物師の家族 』
読みかけの旧約聖書を膝に置き、イエスの顔にかかる布をたくし上げるアンナのしぐさは、旧約聖書で預言された救い主がまさにこの幼子に見いだされることを示唆しています。
17世紀オランダの巨匠レンブラントの作品です

京都市美術館と周辺
>日常を描く―風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄
日常を描いた風景画が何度見ても見入ってしまいます。
ルーヴル美術館展。
デホーホ、レンブラント、ムリーリョ、
ヨハネス・フェルメール 『天文学者』、見たい絵がありすぎるのも嬉しい悲鳴ですね。^_^;
おかげさまで居ながらにして想像しています。(*^。^*)
見過ごせなかったです。^_^;
居ながらにして想像していましたが、「天文学者」に期待が膨らみすぎてとうとう行ってきました。
情報ありがとうございました。
となりの部屋で開催中のマグリット展は私にとっては新鮮で良かったですよ。行かれましたか?
めったに展覧会に行かない次男が行ってきたと言って、ゴルコンダのデザインのスマホのケースを見せてくれました。
http://blog.goo.ne.jp/v_goo_kazu_san/e/a6a9f29e28c9afcebe1ff258fffa7b12
どこにコメントしようか?迷いましたが、フェルメールの話題が出ているこちらにします。
フェルメールのファンのkazu_sanですので、もう既にご存じだと思いますが書きますね。
現在、京都市美術館にて「フェルメールとレンブラント展」が開催されています。
会期は10月24日~2016年1月5日まで。
次は東京会場「森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52F)」、来年1月14日~3月31日。
最後は福島県立美術館、来年4月6日~5月8日。
今回の見どころは、やはりフェルメールの作品「水差しを持つ女」とレンブラントの作品「ベローナ」、どちらも日本初公開ということです。
この機会に是非とも鑑賞しに行きたいと思っています。
2012~13年1月6日までのマウリッツハイス美術館展は、フェルメールの作品が2点観られるとあって、人気殺到でした。東京会場約75万人、神戸42万人だったそうです。特に「真珠の耳飾りの少女」の前は長蛇の列、人数制限での鑑賞でした。写真ではなく実物の持つ魅力に感動覚えたこと、鮮明に思い出されます。
日本で鑑賞できる機会は、本当に有難いですね。
フェルメールについてのHPも充実していて素敵です。
いろいろと学べました。ありがとうございます。
ブログ 又 見てくださいね
やはり展覧会に行く予定されているのですね^^
また鑑賞された時の様子や感想など、記事アップされることを楽しみにしています。
今回、福島県でも巡回があることも良いですね。東北の方も楽しみに待っていると思います。