湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

科学的?鳥インフルエンザ対策

2007-01-26 16:09:27 | Weblog
鳥インフルエンザ騒ぎで、新任の東国原宮崎県知事も大変なようです
現在の養鶏場は規模が大きく、飼っている鶏の数も多いので
一度、伝染病が発生すると、大事となります
鶏は全て廃棄処分、すなわち皆殺しです
そして養鶏場全体が消毒剤を蒔かれて、まるで雪が降ったようです

鶏肉というものは、焼くなり煮るなりして食べるもので
ナマで食べたりしません
必ず火を通すものです
この場合、インフルエンザが感染する、などということはありません
インフルエンザは空気感染するものであって
大腸菌のように、食物経由で感染する菌とは違うものです

消毒で真っ白になった養鶏場は再開できるのでしょうか
消毒が残った状態で再開すれば、そのほうがウイルスより危険な気もします
だからと言って、消毒を完全に無くせば
再びウイルスに感染する危険があるのではないでしょうか
そもそも、あの消毒は完全に除去できるものなのでしょうか
それとも、あの場所は永遠に、食用のいかなる動物の飼育も
いかなる植物の栽培も禁止するのでしょうか
誰か私の疑問に答えて下さい

不二家の事件でも思うのですが
不二家は食中毒の被害を出したわけではないのです
私は不二家の味にもサービスにも不満があって
不二家を利用していませんでしたし
したがって、不二家経営陣を弁護する気などありません
そんな私ですが、この事件のマスコミの扱いは違和感があります
まして同族企業攻撃の材料に使っているマスコミなどが出てきますと
正直なところ、恐いなァ~と思ってしまいます

私達の生活空間は、空気中にも、食べ物や飲み物の中にも
人体に有害なウイルスや菌類が無数に存在します
人体には様々な防御能力があり、簡単には健康を失いません
かりに感染しても、治癒すれば免疫力が付き、耐性が身に付くのです
長い人生を思えば、無菌状態で育つ方が危険です

菌とかウイルスとか、肉眼で見えぬものへの恐怖は
”けがれ”や”たたり”と同じで、原始的な心性を呼び覚まします
あの派手な消毒も、科学的見地からなされているのでしょうけれど
私には、なんだか原始宗教の儀式に見えたりするのです
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