湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

知性と理性の育て方・・・子育てのコツ22

2008-10-23 08:53:55 | Weblog
子供、特に幼児に、いきなり
大人の世界の善悪やモラルを基準に叱り付けても
それは意味がありません

子供にそうした内面的な価値観を学ばせることは不要なのでしょうか?

価値観とか道徳観というものは、長い時間をかけて
子供が自分自身で身に付けていくものですから
直接教えることは限られてくると思います

子供は「親の背を見て育つ」といいますから
親自身が自分の生き方を真剣に考えることが必要かもしれません

ただし、ものを考える前提となる知性や理性は
幼児期に基礎を作ることは可能かと思われます

日々の膨大な経験を、ただ記憶に留めるだけなら
ヒトと動物の違いはありません
モノや現象に名前があること
対応する言葉があり、それによって、人に伝えることができるということ
それを学ぶこと・・・が、ヒトの知性の出発点になります

ひとの知能は知性とともに理性が働かなければなりません
理性とは、自らを律する能力です
知性を働かせつつ、自己を律する能力です
感情に流されず、欲望や恐怖に打ち勝つ能力です
信念や価値観にしたがって、自己をコントロールする能力です

知性は、大人がよく話しかけることで自然に育ちます

しかし理性は、大人が確かな基準を作らない限り
なかなか育ちません

そこで簡単な決まりを作り、それを徹底的に守るのです
我が家の場合、食事中騒いだら、即、退場です
弟や妹をいじめたら、体罰を含む厳罰です
嘘をついても、厳罰です
火遊びも厳罰です

まだ子供達は小さいので、最終的な成果は報告できません
私が子供達に望むのは

”誰も見ていないところでも正しい行いができる人”

となることです
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