都市の盛衰と人口40万の壁・・・函館余話

函館は急激に人口が減少しています
かつて漁業で栄えた町は
今は、その人口を維持するだけの活力も亡くしたのです

これは函館に限らぬ現象です
実は、我が藤沢市も、以前の予想では
すでに、人口減少に転じているはずだったのです
ところが、予想を覆し、人口が増え続けているのです

藤沢市も、将来は人口減少に転じることが予想されています
しかし、この予想も覆そうというのが
賀詞交換会の度に、鈴木市長の話すことでした
私も、賛同します
人口は、減り始めると、現状では、打つ手が無いからです

函館で、私は、鈴木学さんに
人口４０万人以上の都市であれば、人口増加が望めるが
人口４０万以下の都市は、人口減少に転じるのではないか
ということを、話しました

学さんは、すぐに、それに答えて
彼の出身地である千葉県柏市は、人口４０万を超えていて
今も、人口が増え続けていますが
近隣の人口４０万以下の都市は人口減少になっている
・・・と話しました

打てば響くのが、学さんです
彼との会話が楽しいのは、こういうところです
すぐに問題の本質を理解し、自分の知る事例を話すのです
私が話したことに、すぐに、本質的な理解を示し
次には、同じ内容を、自分の言葉で話せます
彼は十数ヶ国語を使える語学の天才ですが
理由は、単なる記憶力を超えた、この理解力かしれません