湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

相続税が破壊した日本社会

2008-09-28 10:16:27 | Weblog
人々が相続権の重要性に気付かないのはなぜだろう?
それが私の素朴な疑問です

孤児として養護施設で育った人が
世の中の多数派を占めるほど多いはずはありません

子供の時から生活保護世帯で育った人だって、世の多数派ではないでしょう

多くの人が、親の資力で育てられたはずです
親に財産があったとは思われなくとも
親から与えられたものによって
現在の自分があることは、間違いないところです

根本的には、親からの遺産、祖先からの遺産によって、私達の現在があるのです

それを否定するのが相続税です
これを考えたのがマルクスです、共産主義の教祖です
その教えを受け継ぐ共産主義者達は
国民がすべて孤児となり、養護施設で育てられるような
難民キャンプのような社会を夢見るのです

不思議なことに、知識人には共産主義者が沢山います
そして、役人はもとより、サラリーマンにも、共産主義者が沢山います

相続税は強化されるばかりです

家族経営の中小企業は経営を圧迫されています
実際には、ほとんどが衰退してしまいました
それが日本の雇用を不安定にしていることに誰も気付きません

家族経営の企業が衰退するだけではなく
「家族」そのものが衰退しています
結婚をしない人々、子供を作らない人々
・・・そして自分の子供を殺す人、自分の親を殺す人など
家族の解体は確実に進んでいます

戦後日本を支配した共産主義思想の成果はかくのごときものです
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする