湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

国が滅びる時

2007-02-06 17:49:58 | Weblog
国が滅びる時というのは、どんなものなのでしょう
日本は62年前、第二次世界大戦の敗北により、一度滅びました
その当時の国家の名称は大日本帝国です
大日本帝国は、1868年から1945年までの77年間、日本の体制でした
現在の日本の体制は
1952年4月28日のサンフランシスコ講和会議発効以来
今年で55年になります

国が滅びる時、何が起きるでしょう
まず、通貨が価値を失います
通貨の価値は国家の力の裏付けが必要だからです

日本でも戦後のインフレで
債権や年金掛け金が紙屑になってしまいました
こうした歴史的事実を記憶されている方も、すでに高齢となり
人々は国家の崩壊の生々しい記憶を失いました
しかし、比較的最近の事例では
ソ連の崩壊時、ソ連通貨は価値を失い
コインは子供も欲しがらぬほどの価値になったそうです

現在の安い金利のもとで
銀行に金を預けるメリットは何でしょうか
私は現金を沢山お持ちの方は、一部を貴金属に替えたほうがいいと思います
国家の力という点では
日本は確実に衰退しています
日本円の価値も、ドルとのレートだけを見ていたのでは分かりません
金とのレートで見ると、日本円の価値は半減しています
コメント
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