無意識日記
宇多田光 word:i_
 



globeのDeparturesがラジオから流れてきたのを聴いて思わず「冬だなー」と呟いた。そういえばTiTOは初めての冬を迎える。MerryChristmasMr.Lawrence-FYIをヘビロテする局が出てきてくれたら嬉しいのだが。スターゲイトの2人はノルウェイ人らしく北欧の冬を感じさせるサウンドを出している。CBtMの"冬のマンハッタン"の風景の描き方など見事なものだ。宇多田でもUtaDAでも相変わらず季節感のない歌が多いが、この2曲は冬の定番になってもいいのではないかな…と思ったがFYIはタイトルにクリスマスとあるだけで内容は関係ない訳だし、CBtMは寒そう、って雰囲気だけか。やぱダメっぽいなw

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首都圏の車窓から眺める住宅地の果てしなさ。此処に住むほぼ総ての人々が宇多田ヒカルの名を知っているかと思うと毎度々々目が眩むが、そろそろ新しい世代はヒカルの名を知らぬかもしれぬ。子供時代は基本3年で推移する。前回大幅に名を売ったのが07年初頭のFoLだからそろそろ次のメガヒットを打つ周期なのだが、仮に1~2月のITF10がテストツアーで夏場本格ツアーならヒカルは殆ど日本で活躍できない。海外での評判を逆輸入したとしても、特にローティーンは興味ないだろうな。逆に万が一ツアーで日本語曲が唄われソレが喝采を浴びていたら、寧ろソチラの方が話題になるのではと思われる。

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光のキャリアで特徴的なのが、曲が頻繁に"2度目の輝きを放つ"事だ。DISTANCE~FINALDISTANCEの"編曲を大幅に変えて生まれ変わる"パターン、嘘愛~S&Cやホテロビ~キスクラの"曲の一部が他曲で再登場する"パターン、Passion⇔Sanctuaryという2ヶ国語のバージョンがあるパターン、7年越しのドラマ主題歌起用で再注目されたEternallyのパターン、そして映画の続編に合わせ2年後にリミックスが発売されたBWのパターン、と枚挙に暇ないどころかそのパターンの豊富さに恐れ入る。まぁ何より、光自身が日米各国で1度ずつ、計2度メジャーデビューしてるものな。BMLやぼくはくまで"転生"をテーマにするのも頷ける。

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ミステリアスな人物として捉えられていたが実際は98年10月からラジオをやっていたし99年2月からはメッセも始まったので方法さえあれば彼女の今を知る事は出来た。然しUtaDAの活動に関してはデビュー前から一貫して"空白の期間"がやたら多い為現在はコチラの方がより"ミステリアス"になっている。U3のHPが出来る迄は仕方のない面もあったが、以降も似た状況が続き今に至る。我々の様に慣れている(ソレがイイかは別として)ならソレナリに構えていられるが中庸に興味のあるファンは疎遠な感じが拭えないだろうな。でも多分、ソッチの方がイイからこうなっているのだろう。理由はわからんが。

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ツアーリハ中は斯様に歌だけでなく編曲面でも光に負担が掛かる為バンドマスターの役割が重要になってくる。LIVEのコンセプトを把握しバンドサウンド全体をその方向で具現化していく難事業をマットロードはUU06の時既に全うしてくれていた訳で今度も期待してイイだろう。彼の長年の友人であるフォレストも居るし10代の頃の光を知るタクヒラノの存在も心強い。UtaDAにとっての1stツアーとはいえこの布陣は盤石の安心感を与えてくれそうだ。光も今度は"皆勤"の上で更に安定した歌を聴かせる事が課題となるだろう。個人的には、パットウッドワードがまた同行してツアー日記を書いてくれたら嬉しいね。

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LIVEでバンドを従えて生演奏、となるとアルバムで打ち込み主体だった曲にも異なる編曲が施される事になるが、今回は中々に事情が違う。河野圭や冨田謙といった"直近アルバムでアレンジに携わったメンバー"がこのままだと存在しない可能性が高いのだ。逆からみれば、スターゲイトやトリッキースチュワートらによるTiTOの楽曲達は光やバンマスのマットロードらの手によって根本から生まれ変わる機会を得た、とも捉えれる。現在ツアーリハーサル中との事だが、この期間にメンバー間のセッションで揉まれながらアレンジャーUtaDAの手腕で生まれ変わり改めて統一感を打ち出してくるであろう新生楽曲群に注目である。

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ソレは、MCの言語選択である。果たして、仮に観客が半分以上日本語人だった場合全編英語で話すのか。ムリだよね。ならば最初から「日本語人:英語人=日本語MC:英語MC」の割合でMCをする、と決めておけばどうか。というか目前の人達に話し掛けようとすれば自然にそうなるかな。一方、長年待ち草臥れた米英欧のファンの為に日本語曲を唄う可能性もゼロではない(IDJのプロモツアーなのでかなり難しいが)からその流れにいく際日本語でMCをするのも1ッの方法だ。もしLIVEDVDが出たら米盤は日本語に英語字幕が、日本盤は英語に日本語字幕が各々つくのかな。両方買わなきゃ!?

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MakingLoveのとんでもないしなやさかは、只々光が素直に曲を作った事に起因している。このテーマで1曲書くからには名曲にしなければ格好がつかないと思ってしまう所だが、恐らくそんな義務感や不安は光には皆無だった事だろう。このテーマを書く慶びが何より優っていた筈だ。お陰でメロディの瑞々しさったらない。曲を書く動機や原因は様々だしプロはその総てを利用すべきだとは思うけれどやはりそうした仕事云々をあっさり超える「ど真ん中ストレート」な出自の曲がある事は音楽全体にとって大きい。ぼくはくまと共に光の"原点,初心"を強く感じさせる1曲である。

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Passionの"中心"とは「あらゆる点(=個々の音楽)から等距離の場所」、即ち特に"球体の中心"の事だ。音楽的に抽象度が高く感じられるのは目指した場所の特別さ故。一方同じキンハ曲の光は"頂点"で、コレも"ソコから光が広がってゆく源泉"のイメージで特に"光円錐の頂点"の事。そして"心"といえばハトステだがコレは振り幅の中央だから"重心"が適当か。そして"初心"即ち"原点"はやはりぼくはくまだ。中心頂点重心原点何れも結局同じ点"宇多田光"を指す訳で、要はどの観点からみるかの差しかない。同じ点でも光の当て方次第でカラフル且つ多彩な音楽が生まれてくる訳である。

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05年12月14日、シングル「Passion」がリリースされた。後に"集大成"として敢行されるUU06のオープニングを務めた事からもわかる通り光本人にとっても重要な曲だが当時は散々な数字だった。後にその散々さは"最高傑作"ぼくはくまに塗り替えられてしまうが、"童謡だから"という言い訳も通用しない市場に真正面から突っ込んでの数字なだけに印象はより強い。然しソレはあクマで稀代のヒットメイカー基準に照らした場合の話であって、他のアーティストがこんな曲をココ迄売れさせる事は叶わなかっただろう。あらゆる運命の歯車がこの曲を"中心"にして回り続け、ソレは今でも変わらない。

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大量収録したEPを出す』というDDのリリース手法は1stのEx04と同じだ。大きく違うのは勿論この後にツアーが控えている点で、コレはDJ帯同ライヴに向けたよき斥候、露払いとなるだろう。もしかしたらEx04EPも当初DDと同じ役割が目論まれていたのかもしれぬ。05年にもツアー計画があったのではという事だ。確かに、050223ショウケースのみの為にパーマネントなメンバーを揃えたのは如何にも不自然。当時何かの理由でツアーがキャンセルされEx04EPは宙に浮いた。その時のリヴェンジを誓って5年前と同じ形態でDDEPをリリースするのなら、コレに期す光の捲土重来の気概には並々ならぬものがある筈である。

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UtaDAはCBtMが24位、TiTOが4位と何とも評し難い順位となった。知名度からすると物足りず、種々状況慮ると健闘したな、といった具合。内容的には最初から図抜けている為ライバルは今迄の光自身となるが今回はメインストリーム路線という過去と一線を画した作風で比較自体を回避した感がある。遂に登場したSanctuaryは期待を大きく飛び越えて感動的だったがチャートへの貢献は微々たるものだったろう。ビルボもオリコンも権威が減衰していく中iTSチャートが代替となるかは懸案だが今の所その気配もない。リスナーの意識改革が水面下を潜行中な1年だったと好意的に解釈しておくか。

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アーティストの初ツアーとは"今後その人の生涯で一切(即ちオリジナルとしては宇宙史上永遠に)プレイされない曲"が最も沢山演奏されるツアーである。回を重ねるにつれ"唄う事を義務づけられた"代表曲は増えてゆく。ヒカルの方は既に20曲でも収まらなくなっているがUtaDAはまだアルバム2枚。既述の様に全曲演奏すら可能だ。今後落とされるのは不人気な曲となる。もし貴方に"自分だけの名曲"があるのなら是が非でもツアーに出掛けていくべきだ。好きな曲が"結局1度もナマで唄われなかった"事よりも"1度だけ唄われたけど自分は聴けなかった"事の方が遥かにくいがのこるだろうから。

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ついて触れようとしていた所にTakuHiranoのマイスペ更新の報が。彼もITF10に参加するとは喜ばしい限りだ。特に印象深いプレイはヒカ5のCOLORSだが(UU06ではチェロ1本)、UtaDAのマテリアルではどの曲が映えるだろうか。i_イチ押しはBMWなのだが演奏される可能性が薄い。ドストライクはホテロビとメムエロだ。エキゾチズムに多彩な打楽器は相性がよい。ならばEX04やFYIをリズム総入替でというのも面白い。意外な所ではTippyToeがハマる気もする。AboutMeは…そもそも唄わんか。クラブツアーという2度とないかもしれない親密な空間では彼の演奏が熱気を大きく左右する。巧みな演出編曲に期待したい。

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DDのリミックス(もうどれがどれだか判らん)に大胆な喘ぎ声がフィーチャされている。今後配信された暁には是非皆さん待ちうたに設定して顰蹙を買って頂きたいが、冗談抜きに国によっては過激過ぎると販売に制限がかかるので程々にしておいて欲しい。セクシャルなイメージをUtaDAに求める気は余りない、というか唄うテーマに特に希望はないので無意味な物議を醸して悪評だけが残る、というのは避けようや。まぁこの程度なら大丈夫だけど。思い切って和風の喘ぎ声にすれば革新的だったのに、と思うが兎も角この路線で行くなら普段の光のイメージを変える所から始めなくてはね。

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