無意識日記
宇多田光 word:i_
 



やれやれ、梶さんはインフレの円盤の発売に関して一貫して「予定はありません。」とテンプレ通りの返答をしてくれてるではないか。これは、「発売する」とも言ってないし、「発売しない」とも言っていないのだから、勝手に「出ないんだ」と解釈しないように。例えば100万人発売嘆願署名が集まったら発売するに決まってるだろうて。今後の推移次第だけど、取り敢えずマーケティングの初期戦略上は発売は最善手ではなかったという事だ。

今日もインフレに触れてにんまりの1日。正直気持ち悪い。(自分が)


という訳でさっさとFL15DxEDの話を済ませてしまおう。時事ネタだから優先。仕方ない。

昨日アマゾンにアクセスしたら「入荷次第メールするサービス」ってのに切り替わっていた。今後の増産を見込んだ措置なのか? いやいや、恐らく、Amazonの取り分が倍になった分、キャンセル待ち態勢が本格化したのだろう。

この、入荷メールサービスは、ロングテールの(即ち今それを買いたがっている人間が自分位しか居ない)商品には有効だろうが、こんな購入希望が殺到しそうな商品については機能するのだろうか? もし登録者が数百人単位なら、その数百人に対して入荷メールを一斉送信するのか? それをみてアクセスしたほぼ全員が買えない、という事態を数十回繰り返させるのだろうか。或いは登録者の中から無作為抽出若しくは先着順で1人或いは数人にメールを送るのだろうか。いつもなら便利なサービスだろうが、こういったプレミア商品に対しては疑問が残る。まぁ、なんとかして上手くやるんだろうな。アマゾンとて馬鹿じゃなかろ。

寧ろやはり、逐一該当ページにアクセスして情報を更新し続ける事が、原始的だがいちばん確率が高い。地道に待つ事が肝要だ。

私は試した事がないが、理屈でいえば最もキャンセル分が多発するタイミングは「発売日から6日か7日後の24時」になる。カードやポイントで支払いを済ませている人は関係ないが、ATMやコンビニで支払いをする人には、商品が準備出来次第「払込番号通知」が届いて、そのタイミングから数日後(5日だっけ7日だっけ10日だっけ…忘れた)までに払い込まないとキャンセルになる旨が知らされる。この時、何らかの事情によって支払いをしなかった人の分が期限の時刻で一斉に発生する筈である…理屈の上では。でもこれ、私試してみた事ないんだよね。だから絵空事かもしれない。話半分できいといて。

なお、3日経った。これ位になると人々は随分と冷静になれる。考えてみよう。アナタにとって、FL15DxEDは、そんな金額を払ってまでどうしても手に入れたいものなのか? 未発表音源なんて、発売されてしまえばネットにすぐに放流されるだろう。それを聴いてからでも遅くはないじゃん。LUV LIVEは貴重だが、こちらは通常盤で観ればよい。ただし、通常盤と言ってもFirst Loveアルバムの特殊再発盤なのは変わりないのだから、発売後即廃盤(即ち初回生産分のみ)という可能性も、低いながら、なくはない。あんまり油断しない方がいいかもしれない。っつっても、このテの作品は、田舎のCDショップに入荷されて誰も買わずに二年も三年も…いい加減返品すりゃいいのに…返品契約が特殊なのかも…とかいう事に、なりがちなんだけどねー。

うーん、こんな感じで、FL15DxEDの数字の話はいいかな。いい加減内容の話に移らないとバランスが悪そうだ。本当に興味あるのはそっちだしな。という訳で、次回はその辺りの話から。(←フラグ)

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




FL15DxEDは中古盤を探せばよいのではないかという話。勿論新品でなきゃヤだという人には関係ないんですが。

このような限定生産のコレクターズ・アイテムの中古盤市場がどうなるかは、その生産数量と、その内容に大きく左右される。

数量の方はそんなに説明は要らないだろう。そのアーティストのコアなファンが居て、何があっても手放さない、という人にしか行き渡らなかった場合、中古盤は殆ど出回らない。その人数を上回る生産数になってきたらそこからぐぐぐんと中古盤が増える。買ってみて満足できなかった、か或いは利用して満足し不要になったか、理由は様々だろうけれど。今回の場合、私個人の見立てでいくならば、5000枚限定なら中古盤絶望的、あっても定価以上の価格になる。恐らく基底ラインは8000程度だろうと踏んでいるので、現時点での10000枚プレスというのは、なかなかまだまだ数量は少ないものの、中古盤が出回る望みが出てくる枚数なのではと思われる。価格は殆ど下がらないだろうけれど。

で、そう、数量だけではなく内容に左右されるのだ。例えば今回の場合、未発表音源さえ手に入ればいいという層は買ってCDコピーしたらすぐさま売り払うだろう。或いは、色々ついていても結局はFirst Love、お馴染みのアルバムだ。15000円はやっぱり高かったなとなる。売り払う理由は結局内容如何になる。世の中転売屋さんばかりではない。

もし仮に、Luv Liveがデラックスエディションにしか収録されておらず、しかも無駄にBlurayでコピープロテクトが掛かっている場合なんかも、中古盤を出回らせないひとつの要因となるだろう。

そんな感じなので、中古盤の出回る確率は、これから発表される未発表音源の質と量に幾らか左右されるだろう。もし"未発表曲"で、かつ複数曲収録されていれば満足度は上がり手放す確率は下がる。ライブ音源、デモ音源、リミックスなどになると、少し微妙になってくるかな。歴史的なアルバムなので歴史的な価値も高いし、ここらへんは本当に内容によるとしかいえない。

兎に角、私が推定した8000~10000人のコアなファンの中にも、音源さえコピー出来ればいい、と考えるファンは、少ないながらも一定数居る筈であるし、今後仮に更なる増産があった場合はその割合は、増える事はあっても減る事はない。また、希少性が高ければ買取価格が上昇し、売買のモチベーションも上がるだろう。

このように、限定生産が瞬時に無くなったからといって、中古盤が全く出回らないという事態にはならない。生産数量と内容如何によっては、かなりの数が出回る筈だ。中古盤については、オフィシャルが購入を勧める事は絶対にない(何しろ直接には一円も儲からないのだから)が、新品が転売によって価格高騰するよりは、マシなのではないか…いや、わからんな。

兎に角今は慌てない事。じっとしていれば、かなり高い確率で購入機会がやってくる。適正価格で。それを静かに待つ事である。

コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )