つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

役の落差

2021年11月27日 | 声優列伝

先頃亡くなられた太田淑子さんと言えば
ヤッターマンのガンちゃんもそうですし
リボンの騎士のサファイア、アッコちゃん等も演じられ
かつてのヒーロー、ヒロインの代表的な声優の一人でした。

もちろんそうでもない役(日テレ版ドラえもんののび太くん等)も
演じられていますが
そんな太田さんが演じられた作品の中で特に驚かされるのが
『クレクレタコラ』です。

太田さんはこの作品で
主役のタコラとお供のチョンボ、後ヒロインのモンローを演じられました。
ちなみに、その他の役とナレーションは
全て太田さんの夫である阪脩さんが担当されています。

『クレクレタコラ』と言う作品自体をご存知の方は分かると思いますが
タコラの行動、言動が殺伐としていてシュールで凶暴で
色々な意味で一線を越えていまして
そんな凶暴なタコラを太田さんが普段演じる男の子と
そんなに変わらぬ感じで演じている所が
落差があり過ぎて、非常に見ていて複雑に感じます。

他のキャラなら
チョンボはタコラ程凶暴では無い
(けど大抵はタコラとつるんでいますが)し
声の感じも小さい男の子っぽい可愛い感じなので
タコラよりはまだ良いと思いますし
モンローちゃんは基本「ウッフン」しか言わないけど
声も可愛いし、ヒロインポジションなので
これも特に問題の無いキャラだったと思います。