茉利さん出演アニメの内、映画用に新作エピソードが作られたのは
『花の子ルンルン』、『おはよう!スパンク』の2作品です。
『ルンルン』の映画は
アニメ版終了後の1980年3月に公開された物で
アニメ版終了後の1980年3月に公開された物で
時間はちょっと短く(正味15分位)なっています。
内容は七色の花探しの合間に日本にいる友人に誘われ
日本を訪れたルンルンが桜の名所を荒らすトゲニシア様と対決します。
その際、ルンルンが舞妓に変身すると言うサービスもあります。
一方、環境問題に警鐘を鳴らしたりと
最終回で別れた筈のヌーボとキャトーもいますし、
レギュラーは普通に全員集合していますが、
作品としては完全な番外編と言った感じです。
『スパンク』の映画はアニメ放送中の1982年3月に公開されました。
かなりの長編ですので、内容は割愛しますが
舞台が伊豆に変更されている点がまず劇場版の特徴になります。
(テレビ版だと千葉の鴨川が舞台)
また、主要キャラで
愛ちゃんを「ワカメっ毛」とからかう同級生の塚原くんや
藤波家のお手伝いお咲さんが出ていない点もテレビ版と異なっています。
こちらもテレビ版と似て非なる世界での話で、
番外編扱いと言って差し支えがないかと思います。
他にも茉利さん出演アニメでは
『いなかっぺ大将』、『ヤッターマン』なんかも劇場公開されているのですが
これは、テレビ放送分をそのまま劇場で公開すると言う物で
まことに残念な事ですが
茉利さんのアイちゃん、太田さんのガンちゃんコンビの
『ヤッターマン』の映画用新作が作られる事はとうとうありませんでした。
ただ、1994年に
太田さん、茉利さん、桂玲子さんや富山敬さんも参加された
『タイムボカン王道復古』と言う後日談的な作品が作られているだけ
まだ良いのかもしれませんけどね。