タイムボカンシリーズの色々なキャラの中でも
アイちゃん・淳子ちゃん等の茉利さんキャラを筆頭に
私の好きなキャラは色々といます。
その中で、一般的にはあまり評価されていない(と思う)ですが
個人的に凄く好きなのが
『ヤットデタマン』のアラン・スカドンなのです。
スカドンはシリーズの顔である三悪の内
たてかべ和也さん演じる
怪力系キャラ(所謂トンズラー系)に当たるキャラですが
この『ヤットデタマン』は
三悪キャラ(八奈見キャラのコケマツ、たてかべキャラのスカドン)のデザインが
他作品に比べ、著しく違っていると言う特徴があります。
(この特徴は『王道復古』等々色々な所でネタにされております)
で、スカドンなんですが見た目が凄いガタイになっているのもさる事ながら
“普段は胡散臭い日本語まじりの英語”
を使うと言うのが
個人的に好きな所なのです。
そうした意味不明な(?)台詞があのたてかべさん特有の台詞回しで出てくると
出番自体の多さ以上の存在感があったと思います。
それに加え、時折関西弁や訳の分からない標準語(?)を喋ったりと
次に何が出るか分からないキャラと言う意味では
非常に成功しているんじゃないかと思うんですよ。
最も、キャラとして真面目に考えると、
あまりに捉え所が無さすぎるとも言えるでしょうが。
このスカドンの掴み所の無いキャラが非常に生かされたのが
シリーズ中盤辺りから定番化した
“スカドンの奇人変人コーナー”です。
このコーナー、スカドンの奇人変人ぶりをネタにするという
そのまんまのコーナーなのですが
その奇人変人ぶりが、時にはあまりにシュールで
(スカドンがバクになって人の夢を食い出すとか、
口を開けるだけで料理屋を崩壊させるとか)
むしろ面白いのです。
私が『ヤッターマン』の次に『ヤットデタマン』が好きな理由の半分位は
スカドンがいるからと言う理由なのかもしれません。
『ヤットデタマン』見るなら、是非スカドンに注目してみて下さい。