ベスト・オブ・ザ・バース・フェスティバル
69-70 その2
CD盤面
およそ2ヶ月前に記したバース・フェスティバルのCDについて、
ちょっとだけ感想を書いてみたいと思います。
私は、ブートのCDは2枚ぐらいしか所持しておりません。
あるEL&PのCDを新宿の某店で、
90年の年末に求めた時は、
ブートのCDとは思わずに、
「どこかの国でライヴ音源のCDを制作したのかな?」
と思って買ってしまったわけです。
あと、ヤフオクを始めた頃に、これも同様の解釈をして、
見たことのないジャケットのナイスのCDを求めた事がありますが、
どうやら、これもブートであったというわけです。
それからは、注意書きやら品物の雰囲気やら記載事項を読んだりして、
誤ってブートCDを買わないようにはしていますね。
よく、「サウンドボード音源」とか、
「コレクターズアイテム」という言葉で説明されたりしていますが、
それが、ブートの隠語の役割を果たしているとは思ってもいなかったわけです。
前回、このバース・フェスティバルのCDは、
ブート並に、とても音が悪くて聴けたモノではないという、
レビューが多かった事に触れました。
ナイスに関しても例外なく音が悪いわけですが、
キースが他界した今となっては、
新しい楽曲が作られる事がないので、
せめて、今まで聴いた事のない演奏の音には触れたいとは思っています。
そういうわけで、
ナイスのブートを1枚しか所持していない私の感想なのですが、
音は悪いがキースの演奏が凄まじくて、
これを生で体験したら、
グイグイ引きこまれていったであろうという事ですね。
公式に出ているライヴCD等から受ける感じを、
遙かに凌駕している、
とってもとってもエキサイティングなキーボードプレイだと思いました。
ナイスの曲は2曲しか収録されていませんが、
購入して良かったと思っています。
今は、youtube等で、キースのナイス時代の映像も、
容易に見たりできるわけですが、
CDを聴きながら、キースの演奏時の姿を思い浮かべるのも、
悪くないものです。
以上。
EL&Pを愛し続けてまいりましょう。