EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

映画「幻魔大戦」のステッカー

2015-06-30 08:56:27 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
映画「幻魔大戦」のステッカー


映画の前売り券ぐらいの大きさ

このような映画関連グッズも、
アニメ映画なので制作されたという感じですよね。

まだ、映画関連グッズがパンフレットの後半の方に記載されていなかった頃だとは思いますが、
劇場ではグッズの販売をしていたかも知れないです。

幻魔大戦の上映当時は、

「キースはこれから映画音楽をバンバン制作していくのだ!」

と思っていましたし、
キースの創造する「音世界」にしか関心がありませんでしたので、
仮に劇場で映画関連グッズを販売していたとしても、
それを購入するという考えは、
ほとんどありませんでした。

そのため、仮に劇場でこのステッカーを目撃していたとしても、
文庫本の表紙を描いていた生頼範義氏のイメージ画でないという事もあり、
興味の対象から、はずれていたと思います。

当時、私の知人の幻魔大戦の小説の読者の間では、
表紙カバーや小説中に白黒で登場する、
生頼範義氏のイメージ画の評判がとても良く、
そのイメージ画のキャラクターと、
映画のためにデザインされたキャラクターは違いすぎるとの声が上がっていました。

映画が幻魔大戦との最初の出会いだった人であれば、
大友克洋のキャラクターで充分満足していると思われますが、
小説から入った人は、大友デザインのキャラを許容するかどうかは別として、
誰もが一目見て「ん?」と思った事は確かでしょうね。

映画は大河小説のほんの一部を上映時間内に圧縮した内容ですし、
アニメーション向けのキャラクターデザインというのもありますから、
私はさほど気にしてはいませんでした。

幻魔大戦読書研究会のミーティングの時に、
恵比寿の区民会館に見えた時に言っていたかどうかまでは覚えていませんが、

故・平井和正氏がこんな感じの事を言っていたと思います。

「(映画のキャラクターを見た時に)小説のキャラクターのイメージが壊れてしまうという言葉が囁かれたりしますが、
小説のキャラクターが、映画のキャラクターの登場によって、簡単に壊れてしまう程度のイメージしかないという事はないと思いますよ。」

「映画は映画」という視点を持っている感じでした。

それから30年を経たわけですが、
キースの担当したサントラは、
EL&Pのオリジナルアルバム同様、
タイトルを暗唱できるほどぐらいの数しか制作されていません。

そうなると、
映画にまつわるグッズも、
それなりに希少な感じも少しはするわけです。

以上。

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