EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

ミュージックライフ 1972年 11月号

2014-07-17 15:25:26 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 
1972年 11月号





白黒グラビアのみ

EL&Pの夏の来日によって、ミュージックライフ誌の人気投票部門に異変が起きたと、
編集サイドは捉えていたようです。

人気投票の中間発表の時点では、バンドとしては、グループ部門第1位に、
個人では、ボーカリスト、ベーシスト、ドラマー、キーボードプレイヤー部門の第1位に、
EL&Pのメンバーがそれぞれ台頭してきたためですね。

その人気の沸騰ぶりを、「猛威をふるう」という言葉で表現をしていますが、
屋外コンサートが夏の台風の影響下にあったので、それも心の中に焼き付いてしまっていたのでしょう。

しかし、ときおり、想定しがたい天候にみまわれる今日(こんにち)とは違い、
70年代の台風は、一年中訪れているわけでもなく、
時期が過ぎてしまえばそれでおしまいです。

EL&Pの人気もそれと似たようなところがあります。
きっと、あっという間に通り過ぎたのです。

それでも、何とか、72年の来日前ぐらいから、75年の始め頃までは、
猛威をふるう事になりました。

ミュージックライフ誌を見る度にいつも思うのが、当時から現在までの時間の経過の中で、
バンドのメンバーが他界、脱退、あるいは解散している場合もあるわけですが、
当時、人気投票の上位を占めていたグループというのは、今でも圧倒的な人気を誇っています。

EL&Pだけは、例外みたいなところがあって、(イエスもややそうですが)
ヒット一発とばしただけのバンドでないにせよ、
日本公演は、渋谷公会堂クラスなわけです。

あと、アチコチで私がつぶやいているのですが、

時々ふと思うのが、

「エマーソン、レイク&パウエルが、もし、来日していたら」という事。

この公演は、武道館クラスだったと思いますね。

以上。

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