週間FM 75号
もちろん古書店で入手したわけですが、
この頃のFM誌のタイトル文字とかの感じは、
程度のよいミニコミ誌に近い感じもします。
エマーソン、レイク&パーマーの来日時のステージが、
3頁に渡って、白黒グラビアで掲載されています。
「荒れ狂うキース・エマーソン」という見出しの記事です。
キースは、昨今、ステージ上では、あまり荒れ狂ったりしなくなっていると思いますが、
もしそれと似たような事をするミュージシャンが現時点でいたとして、
そんな見出しをつけても、そんなに違和感はないかも知れないです。
頁の下部にはカール・パーマーのインタビューが記載されていますね。
参考までに興味深い応答をほんの一部抜き書き。
記者が宿泊先に向かうと、
そこのプールにてクリス・ウェルチと泳いでいるとの話を聞き、
プールに向かいました。
そして、プールサイドでカールを発見。
カールに声をかけると人なつっこいカールはニコニコ笑い返したとの事。
Q.最初、アトミック・ルースターにいましたね?
A.あのグループはぼくが作ったんだ。
Q.キース・エマーソンとはどういうふうにして知り合ったんですか?
A.新聞でキースがドラマーを募集してたので応募したんだ。
で、ぼくが選ばれたわけ。
こんな感じです。
アトミック・ルースターは、ヴィンセント・クレインと共に結成したというのが通説だと思いますが、
カールの意識の中では自分が作ったバンドだったのですね。
「新聞でドラマー募集」
今でも、地元のローカル新聞等で、社員募集の記事をいつもみかけますが、
媒体が新聞だけに、バンドのメンバーを募るというよりは、バンドの社員募集みたいな印象を受けます。
キースはグレッグと企画中の新バンドのドラマーを捜すにあたり、新聞広告を使用したのでしょうか?
当時の英訳には誤訳もかなりあったという話も聞いたりしていますが、
「新聞広告にドラマーの募集があったので応募した」という言葉を誤訳したとはちょっと考えにくいです。
もし、これが本当にキースとの出会いの最初のきっかけである事に間違いがなければ、
グレッグが言っていた、「クリームのマネージャーがカールを捜してきた」というより、
採用の段階で、クリームのマネージャーがカールを推薦したというのが真相かも知れないですね。
以上。
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本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
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この頃のFM誌のタイトル文字とかの感じは、
程度のよいミニコミ誌に近い感じもします。
エマーソン、レイク&パーマーの来日時のステージが、
3頁に渡って、白黒グラビアで掲載されています。
「荒れ狂うキース・エマーソン」という見出しの記事です。
キースは、昨今、ステージ上では、あまり荒れ狂ったりしなくなっていると思いますが、
もしそれと似たような事をするミュージシャンが現時点でいたとして、
そんな見出しをつけても、そんなに違和感はないかも知れないです。
頁の下部にはカール・パーマーのインタビューが記載されていますね。
参考までに興味深い応答をほんの一部抜き書き。
記者が宿泊先に向かうと、
そこのプールにてクリス・ウェルチと泳いでいるとの話を聞き、
プールに向かいました。
そして、プールサイドでカールを発見。
カールに声をかけると人なつっこいカールはニコニコ笑い返したとの事。
Q.最初、アトミック・ルースターにいましたね?
A.あのグループはぼくが作ったんだ。
Q.キース・エマーソンとはどういうふうにして知り合ったんですか?
A.新聞でキースがドラマーを募集してたので応募したんだ。
で、ぼくが選ばれたわけ。
こんな感じです。
アトミック・ルースターは、ヴィンセント・クレインと共に結成したというのが通説だと思いますが、
カールの意識の中では自分が作ったバンドだったのですね。
「新聞でドラマー募集」
今でも、地元のローカル新聞等で、社員募集の記事をいつもみかけますが、
媒体が新聞だけに、バンドのメンバーを募るというよりは、バンドの社員募集みたいな印象を受けます。
キースはグレッグと企画中の新バンドのドラマーを捜すにあたり、新聞広告を使用したのでしょうか?
当時の英訳には誤訳もかなりあったという話も聞いたりしていますが、
「新聞広告にドラマーの募集があったので応募した」という言葉を誤訳したとはちょっと考えにくいです。
もし、これが本当にキースとの出会いの最初のきっかけである事に間違いがなければ、
グレッグが言っていた、「クリームのマネージャーがカールを捜してきた」というより、
採用の段階で、クリームのマネージャーがカールを推薦したというのが真相かも知れないですね。
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