ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

用のない街・多治見さんぽ3

2014年04月25日 | 用のない街にあえて泊まり旅気分に浸る
多治見のくつろぎの一夜を演出する、ハートフルな宿はこちら。ちとびびったが、部屋は普通にセミダブルの羽毛布団で、清潔感と古さ加減がまあここまでならな感じ。

これも、ひとつの昭和の旅アイテムと思えば、また新鮮で楽し。

旅で出会ったローカルごはん…多治見 『本町ロマンス食堂』の、鷄ちゃん焼き

2014年04月25日 | ◆旅で出会ったローカルごはん
ノーリサーチ、飛び込みの旅って、仕事柄なかなかできない。今宵は完全なる無計画で、名古屋から思いつきで下車して多治見に泊まり、飛び込みで駅前の飲み屋で晩飯に。「多治見飯」「岐阜名物」の暖簾に誘われ、「本町ロマンス食堂」なる店のカウンターに落ち着いた。レトロ演出タイプの内装で、店内は地元学生の溜まり場。満員の熱気の片隅に、押されながらの一献となった。

オーダーは岐阜名物の、鶏ちゃん焼き。鉄板で鶏肉とキャべタマを味噌で炒めたもので、野菜たっぷり肉さっぱりのヘルシーメニューである。甘い味噌にからんでトロトロの皮にホクホクの肉が、野性味あふれるワイルドな逸品だ。生ビールもいいが、岐阜の地酒「三千盛」冷やのビシッと強めの辛さがいい。サイドのポテサラは、なんとトリプルで温玉付きときた。

ロコで大盛り上がりの中、ひとりアウエーがなんとも言えない余所者感が心地よい。聞こえる会話は「ヨーロッパからのポーセリンの留学生が…」「目指すところはロイコペ(ロイヤルコペンハーゲン)かな…」云々、まさに陶芸の街に居る実感かな。

用のない街・多治見さんぽ1

2014年04月25日 | 用のない街にあえて泊まり旅気分に浸る
名古屋での仕事が終わり、明日あさってはお休み。な訳で以後はアテのない旅とばかり中央線に乗り、衝動下車したのは多治見。楽天で宿も確保できたし、さて何があるんだこの街は。

下車客はサラリーマンと学生ばかりの、典型的なベッドタウンで、駅や駅前のつくりも東京のそれと変わらない。が、観光案内所では「ウナがっぱ」なるゆるキャラがお出迎えで、陶器の街らしく駅前広場にはアートなオブジェが。さらに駅前通りを歩けば、何と馬車とすれ違う。何なんだこの街は?

晩飯候補の店は、ローカルらしいのにちらほら目星をつけて、とりあえずは宿へ。鰻の店が目立つようで、ウナがっぱとはこれがモチーフなのかな。

ANYTIMEの温玉ナポリタン@名古屋

2014年04月25日 | 旅で出会った食メモ
名古屋に着いたら名古屋めし、との時間がとれずに、駅ナカの喫茶「ANYTIME」で急ぎごはん。ナポリタン学会認定とやらの温玉ナポリタンでランチとした。うまくフォークにからめての、リフト撮りだ。

トマトソースが濃厚であんかけスパ風、温玉をくずして麺とからめれば味噌にこ風、やや平らのシコシコ麺はきしめん風、赤いウインナーはオリエンタルカレーのトッピング風。半ば強引に、名古屋めしテイストを楽しんでみたりして。そういえばこの店、以前名古屋モーニングで寄ったことがあったような?