和歌山のメーカー巡りは白浜温泉に宿泊、夜は温泉街の柳橋通り商店街にある「Japanese dining 煌(きら)」で、スタッフミーティングを兼ねた食事となった。
最初の鍋が圧巻で、肉は黒豚、イノシシ、鶏に車エビにサケにカキと、実に豪華な寄せ鍋。イノシシは県では害獣のため駆除して食材にされることが増えており、まさにジビエ推しの県なのだとか。鶏は飼料に梅酢を配合した「紀州うめどり」で、柔らかく身の味が濃く、つみれもうまい。塩漬けした梅酢は肉の保水性を上げるそうで、モチモチした食味が特徴という。
つくりも沿岸や熊野灘の魚介のオンパレードで、クエにコロダイ、スマガツオ、アオリイカなどが大船に盛られて出された。スマガツオは県で養殖している種で、小柄ながら全身が中トロ。味がクロマグロに近いことから、近似の魚として注目されている。クエは和歌山の冬の高級魚で、体長1メートルほどになり大物は30キロを超えるとも。鍋の素材として知られており、つくりでいただくのは意表を突かれた。歯応えはシャキシャキ、味はあっさりしており、ほのかな甘みが上品である。
フォアグラの蒸し物、焼き胡麻豆腐のカラスミ添えなどといった、小鉢系もなかなか贅沢で、ナギサビールから地酒への杯も進む。白浜の晩で気勢を上げ、後のメーカー巡り取材も頑張っていきましょう。
最初の鍋が圧巻で、肉は黒豚、イノシシ、鶏に車エビにサケにカキと、実に豪華な寄せ鍋。イノシシは県では害獣のため駆除して食材にされることが増えており、まさにジビエ推しの県なのだとか。鶏は飼料に梅酢を配合した「紀州うめどり」で、柔らかく身の味が濃く、つみれもうまい。塩漬けした梅酢は肉の保水性を上げるそうで、モチモチした食味が特徴という。
つくりも沿岸や熊野灘の魚介のオンパレードで、クエにコロダイ、スマガツオ、アオリイカなどが大船に盛られて出された。スマガツオは県で養殖している種で、小柄ながら全身が中トロ。味がクロマグロに近いことから、近似の魚として注目されている。クエは和歌山の冬の高級魚で、体長1メートルほどになり大物は30キロを超えるとも。鍋の素材として知られており、つくりでいただくのは意表を突かれた。歯応えはシャキシャキ、味はあっさりしており、ほのかな甘みが上品である。
フォアグラの蒸し物、焼き胡麻豆腐のカラスミ添えなどといった、小鉢系もなかなか贅沢で、ナギサビールから地酒への杯も進む。白浜の晩で気勢を上げ、後のメーカー巡り取材も頑張っていきましょう。