空港第一ビル出発ロビー奥にある「羽田ラーメン」にて、京仕込み羽田ラーメン生貯蔵酒(キンシ正宗)×メンマ和え。旅立ちの前夜に空港に泊まっての晩酌なら、空港名ズバリの酒にこの場らしからぬ庶民派中華前菜の、このコンビが似合う。
堂々たる屋号ながらも、なかなか目立たぬ場所の店。ガランと空いた食堂風の店内は、ここが空港なのをつい忘れさせる。店名かつ空港名の銘柄酒のキリッと冷えた瓶を、ラベルを上にして傾けて。切れ味よく甘さ軽く、つい深酒に誘われそうだ。ラー油とネギの香りが鮮烈な、メンマが思いのほかうまく、箸を進めて杯を干してと、予期せずテンポのいい酒となる。ターミナルの場末の片隅で、らしさと手軽さを求めての一期一会。
オーダーストップもかかってしまい、店独占のひとり酒にさらに拍車がかかる。時計はまだ20時過ぎ、早く長いエアターミナルの夜に、カプセルでの相棒をもう一本連れていきたい、北の旅を前にワクワクのプチ前夜祭。一献一品の小さな酒宴、いよいよ天下泰平なり。
堂々たる屋号ながらも、なかなか目立たぬ場所の店。ガランと空いた食堂風の店内は、ここが空港なのをつい忘れさせる。店名かつ空港名の銘柄酒のキリッと冷えた瓶を、ラベルを上にして傾けて。切れ味よく甘さ軽く、つい深酒に誘われそうだ。ラー油とネギの香りが鮮烈な、メンマが思いのほかうまく、箸を進めて杯を干してと、予期せずテンポのいい酒となる。ターミナルの場末の片隅で、らしさと手軽さを求めての一期一会。
オーダーストップもかかってしまい、店独占のひとり酒にさらに拍車がかかる。時計はまだ20時過ぎ、早く長いエアターミナルの夜に、カプセルでの相棒をもう一本連れていきたい、北の旅を前にワクワクのプチ前夜祭。一献一品の小さな酒宴、いよいよ天下泰平なり。