時々
目の前の世界が見えなくなる
知らない声が響いてくる
自分の体臭をひどく気に病む
起き上がるのさえ苦痛になる
たまにそうなるだけで
無理をすればいつだって
日常を送ることができる
かけがえのない日常が
時々
気が狂いそうになる
たったそれだけを言えばいい
泣かなくても伝わることば
だけど決して届かないことば
気が狂いそうになる
気が狂いそうになる
気が狂ったのかと疑う
気でも狂いたいと願う
境界線にやはり私は立つ
どちら側に属するべきか
選ぶこともできないまま
無理をすれば日常は送れる
それでもたまに気を狂わせ
絶対に戻ってくる平穏におののく
理解されない理解されないと
言いながら今日も境界線
とても寂しい
いつだって孤独
ひとをあいせないのだから
時々
目の前の世界を忘れてしまう
目先の快楽に身を委ねてしまう
その外側で私が私を見つめ
いちばん内側の私は血を吹き出しのたうち回って悲鳴をあげながら
それでももう何もしなくていいんだよと優しい死刑宣告が下されるのを
心待ちにしている
そう
一時の気の迷い
だけど私はいつだって境界線の上
明日は掃除もできるかもしれない
明後日は腕を噛んでいるかもしれない
明々後日は友達と遊んでいるかも
その次の日は元気なのに仕事を休み
その次の日は叫んで叫んで叫んで
また次の日は孤独をわきまえながら
そして次の日には元通り
その繰り返し
平穏もかりそめならきちがいもかりそめ
涙を流す前に言えばいい
私は中途半端なきちがいですと
時々気が狂いそうになるけれど
私はとても健やかです と
目の前の世界が見えなくなる
知らない声が響いてくる
自分の体臭をひどく気に病む
起き上がるのさえ苦痛になる
たまにそうなるだけで
無理をすればいつだって
日常を送ることができる
かけがえのない日常が
時々
気が狂いそうになる
たったそれだけを言えばいい
泣かなくても伝わることば
だけど決して届かないことば
気が狂いそうになる
気が狂いそうになる
気が狂ったのかと疑う
気でも狂いたいと願う
境界線にやはり私は立つ
どちら側に属するべきか
選ぶこともできないまま
無理をすれば日常は送れる
それでもたまに気を狂わせ
絶対に戻ってくる平穏におののく
理解されない理解されないと
言いながら今日も境界線
とても寂しい
いつだって孤独
ひとをあいせないのだから
時々
目の前の世界を忘れてしまう
目先の快楽に身を委ねてしまう
その外側で私が私を見つめ
いちばん内側の私は血を吹き出しのたうち回って悲鳴をあげながら
それでももう何もしなくていいんだよと優しい死刑宣告が下されるのを
心待ちにしている
そう
一時の気の迷い
だけど私はいつだって境界線の上
明日は掃除もできるかもしれない
明後日は腕を噛んでいるかもしれない
明々後日は友達と遊んでいるかも
その次の日は元気なのに仕事を休み
その次の日は叫んで叫んで叫んで
また次の日は孤独をわきまえながら
そして次の日には元通り
その繰り返し
平穏もかりそめならきちがいもかりそめ
涙を流す前に言えばいい
私は中途半端なきちがいですと
時々気が狂いそうになるけれど
私はとても健やかです と
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