ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

倒れる

2018年02月21日 | 精神障害

  私と同じ部署で働くパートの女性が、精神的な理由で病気休職に追い込まれました。

 今はどこもそうだと思いますが、私の職場も給料の高い正規雇用をどんどん減らし、その代わり、パートなどの非正規雇用が増えています。
 人数では、非正規雇用のほうがはるかに多い状態で、それらの人々によって職場は支えられていると言っても過言ではありません。
 で、その多くは女性で、実家住まいか主婦で、一人暮らしというのはほとんどいません。

 当たり前です。
 一人暮らしするには給料が安すぎるのです。

 そして、女性が多い職場というのは、なぜか人間関係に問題が発生しがちです。
 偏見かもしれませんが、女性ばかりで、しかも非正規ばかりとなると、仲が良いとか悪いとか、どこそこのグループだとか、誰とお昼を食べるだとか、そんなどうでも良いことが問題になるようです。

 このたび病に倒れたのは、私と同世代で、別れた夫との間に生まれた大学生の息子と、新たに付き合い始めた内縁関係の男と暮らす女性です。
 華やかで、世代のせいかどこかバブルっぽい人です。
 私は同世代ということで、何度かグループで仕事帰りに飲みに行ったり、カラオケに行ったりした仲です。

 それだけに、ショックです。

 華やかで明るい印象でしたが、じつは人間関係に深く傷ついていたようです。
 倒れる前、何度か愚痴を聞いたり相談に乗ったりしましたが、そこまで追い詰められていたとは思いませんでした。

 同じような病で苦しんだ私としては、彼女の悩みを軽く考えていたことが、悔やまれてなりません。

 内縁関係の男性は正規雇用で働いているということなので、いっそ辞めてしまう、というのもありだと思います。

 パートの職にしがみついても、5年で任期満了になって、辞めざるを得なくなるし、今度の4月で5年目に入ることから、復職しても任期は残り1年ほど。

 健康を第一に考えれば、元の人間関係が難しい職場に復帰するよりは、心機一転、新しい職を探すほうが良いような気がします。
 
   今のところ、メールを打っても返事が来ません。

 仲の良かった他のパートがメールを出しても返事が来ないそうです。

 今はひたすら落ち込んでいるのだろうなと、自分のことのように苦しく感じます。

 同病相憐れむと言うとおり、精神的な理由で休む人がでると、私の気持ちまで沈んでしまいます。


にほんブログ村


人気ブログランキング


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 金色の獣、彼方に向かう | トップ | うつ病患者の言葉使い »
最新の画像もっと見る

精神障害」カテゴリの最新記事