ジェンダー教育については、賛否両論があり、時には行きすぎた教育も行われているようです。
元々ジェンダー研究は、男女の社会的性差及びそれに伴う男女差別を研究し、男女同権を目指すものであったはずです。
先ごろ日教組のジェンダー教育実践例の報告で、首を傾げたくなる事例が報告されました。
例えば小学校1年生の授業で、男女の全裸のイラストを黒板に張り、それを基に男女の肉体的性差をおしえたとか、桃太郎の鬼退治の童話を、桃から桃太郎と桃子の男女が生まれ、鬼退治には桃子だけが出向き、桃太郎はこれを拒絶したというストーリーに変えて教えたり。
こうなると男女同権を目指していたはずのジェンダー研究が、男女逆転して女性優位の社会を目指しているようにも感じられます。
私はかつてお茶の水女子大学で契約事務をしていたことがありますが、この大学にはジェンダー研究センターというのがあり、おっかないおば様たちがせっせとイチャモンをつけに来ていました。
予算規模が小さくて楽なはずのジェンダー研究センター担当は、おば様たちの怖ろしさのせいで、最も嫌われるお役目とされていましたね。
とにかくヒステリックな教員が多いのですよ。
それはさておき。
6つか7つの子どもに全裸のイラストは、子どもの発達段階を無視したものとしか思えませんし、童話の改竄にいたっては、童話を教える意味を履きちがえているとしか思えません。
いい加減にしなさい。
男らしさや女らしさをことさらに強調する必要はありませんが、男女間には知力・体力などで明確な差異がありますね。
一般的に男の方が力が強いし勝負事にも強いし瞬間的な判断力も優れていると思われます。
女性は一般的に男よりも細かいことによく気が付き、争いを好まず、表面的には円滑な人間関係を築くことが得意なように見受けられます。
それらの差異が存在することはきちんと認めて、権利義務などの社会的役割を平等にするというのが現実的でありましょう。
そうでなければ、男女は恋に落ちるか永遠に対立するか、二つに一つになってしまうような気がします。
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