おやま思川さくらマラソン大会、ぴったり1週間後に迫った。この暖かさ、桜、散ってるんじゃないか?小山の桜は、少し遅めに咲くから大丈夫か?まっ、桜目当てに行くわけじゃないから、いいさって、その通りなんだが、せっかくだもの、満開の桜土手を走りたいじゃないか。ピンク色が濃くて美しい桜なんだぜ、ってちょっと宣伝のお手伝い。
さてさて準備の方はてぇと、4日前に3時間走やって、その後馴らしで5キロとかZUMBAとか、で、今日明日10キロ走ったら後は、疲労回復でレースに備える、ってスケジュールで調整するつもりなんだが、ちと厄介なのは、大会前の木曜、金曜がZUMBAレッスンの日だってことだ。疲れ溜まるよなぁ、フルに1時間踊ったりしたら。ここは体調管理を優先するか?なぁんて気持ち、さらさらないので困ったもんだ。結局、二日間フルに体動かして、節々痛いままレースに!なんてことになるんだろうな。まったく、年甲斐もなく、いい加減にせぇ。
12月の湘南国際で味を占めた節約技、JR週末切符を使うって方法、今回もそれで行く。泊まるのは小山、前日遊ぶのは東京?えっ、どうすんの?宇都宮まで新幹線利用、ここで宇都宮線に乗り換えて新橋へ、で、赤坂まで歩いて舞台鑑賞。見終わったら、また宇都宮線に乗って小山に戻って、うどん食って、餃子、あっ宇都宮餃子の名店かせ出てんだぜ、食って、居酒屋でちょい飲みして、ホテルで寝る。翌日は、レースが終われば、また、うどん食って、宇都宮まで鈍行で行って、そこからは高畠まで新幹線。これ、最低の交通料金で、演劇鑑賞とマラソンを楽しめるマル秘技だ。
えっ、なんだ?どうせなら全部鈍行で行きゃいい、ってか?そいつぁ時間のロスが大きすぎるんだ。行きを全行程鈍行にすると、芝居の昼公演に間に合わない。夜公演見たんじゃ小山に戻れない。帰りの方は、乗り継ぎが上手く行かず、福島で3時間近く待って、高畠着は最終!いっくらなんでも馬鹿々々しいじゃないか、疲れ切った体でホームの待合スペース座ったっきりって。
大会事務局からゼッケンも記念品も届いてる。どれどれフルマラソンのコースは?なんじゃぁ!渡良瀬遊水地!!!あの足尾鉱毒事件で谷中村全村強制水没させられたところじゃないか!
なんと、小山ってそういう位置関係にあったのか!今じゃラムサール条約に登録された有数の自然湿地帯ってことだが、なんか、その周囲をぐるっと走るって、複雑な気持ちだなぁ。いいのか、マラソンなんかで、楽しんで?村と暮らしを奪われた村民の怨念にまといつかれそうじゃないか。せめて、歴史の汚点、近代産業資本の凶暴な爪痕に思いをいたしつつ心の中で手を合わせつつ走るとするか。
後1週間、くれぐれも、深酒を慎むべし!